一般質問シリーズ
1.活力ある伊奈町の未来へ。「まち・ひと・しごと創生総合戦略
の現状と今後のビジョンは。⑨
今回は「将来人口展望」についてです
宜しくお願い致します
それでは以下・・・
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<質問7>
伊奈町の人口。将来展望人口について。
平成21年に1.62人まで大きく伸びた
合計特殊出生率も
平成26年には全国平均の1.42人を下回る
「1.26人」。
出生数も同様に減少し
平成21年では524人でしたが
平成26年には358人と
自然動態も縮小傾向となっている。
ここで、当町の人口の将来見通しの試算を
みてみようと思う。
転入と転出が均衡の状況が続き、
平成22年から26年の5年間の
平均の特殊出生率・1.4人で
推移していくと仮定すると
2060年の総人口は
35,000人まで減少。
町の特殊出生率を、
国の目標出生率である
2020年1.6人、2030年1.8人、2040年以降2.07人
で推移していくと仮定したとしても
人口:40,000人とこちらも減少すると見通し。
現状の出生率を最低限維持したとしても、
よほど流入人口を増やさない限り、
「一気に人口は減少する」ことになる。
また、
平成26年の特殊出生率が
「1.26人」の現状を考えると、
「国の目標出生率である
2020年1.6人、2030年1.8人、2040年以降2.07人」
を実現するのは
「非常に難しい」のではないかと感じる。
そのような中、
町では
「将来人口展望」を見通すのに際し、
「国の示す目標出生率を基準」にした。
現実を見た時に、
町はどのように
「国の目標出生率まで上げよう」
と考えているのか。
<町からの答え>
指摘のとおり、総合戦略では合計特殊出生率を、
2015年に1.40、
2020年は1.60、
2025年は1.70、
2040年は2.07と見込んでいるが、
2016年の、
町の合計特殊出生率は、1.29で、
県の1.36や国の1.43を下回る数値。
しかしながら、この計画で取り組んでいる。
「就労状況の確保」や
「地域の魅力の向上」
また、「子育てしやすい環境作り」などを
総合的に、かつ、継続的に取り組み、
魅力ある環境を整備することが、
将来的な町の合計特殊出生率の向上に繋がると考えている。
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次回からは、
いよいよ、1項目目の終盤
「将来ビジョン」についてです。
お付き合いお願い致します。