いざ、日取りを決めた手術入院の日。
 
 
2日前から食事が制限され、
油物や食物繊維の多いものは禁止されました!
 
私は寿司とか肉とか白米を中心に食べてたよ!
お寿司も脂の乗ったのとか普通に食べてたけど意外と平気だったw(きっと真似しないほうがいい)
 
手術2日前はもらった錠剤の下剤を飲み
 
前日は21時までに食事を済まし、もらった粉の下剤を1リットルの水に溶かし30〜1時間かけて飲む。
 
 
これ、どんだけまずいんだと怖かったんだけど普通にポカリですいすい飲めます。
ただ、食後すぐに飲むとまじでお腹タプタプすぎて吐きそうになるので夜の食事控えめにするか少し時間開けるのがオススメ。
 
その下剤を飲むと便ではなく、液体がお尻から出てくるんだけど調べたらそれが正常だそうです。
 
夜中起きちゃうかな?とか思ったけど睡眠中の便意もなく起きることもなく朝まで眠れました。
 
腸の中を綺麗にして翌日昼過ぎに病院へ。
着いたら点滴をしながらまた同じ粉の下剤を溶かしたものを飲んで、さらに腸の中身を無くすよ!
 
 
手術の前にまずは胃カメラで胃の検査!
 
また鎮静剤と言う名の意識飛ぶ麻酔で起きたら病院の個室に。
 
んーもう終わったのかぁと思ったら夜の22時半で、今から手術ですとのこと!
 
 
やってないんかーいwと思いつつ、まだ頭がぼーっとする中、手術室へ
腸の内視鏡手術です。
 
一個前の麻酔のせいか訳も分からぬまま、また起きたら病室で夜中1時で
 
喘息と息が苦しくて体調わるすぎて本気でやばい、、、!と、もがいていたら、先生が病室に来てくれて喘息用のステロイドやらを点滴にin
 
先生が「点滴もうないじゃない!これはまずい!」なんて言ってるのが朦朧とした意識の中聞こえて、まずいのかよー!まじで身体しんどすぎるから早く眠らせてくれ、、、
と思ったら
 
朝になっててめちゃ元気に!
 
夜は本当しんどかった、、なんだったんだあれは。
 
 
7:30ごろ起きてまだちょっと頭はクラクラ。
 
けど体は元気!
 
 
術後の結果とか胃のこととか気になりつつ、待つ。待つ。待つ。
 
頭がまだ完全にはっきりとはしないから教習所の勉強もできず、本も読めず、
 
ぐだぐだしてたらやっとご飯ー!
 

 

 

 

こんなものでも、昨日何も食べられなかったし嬉しかったーけどさすがにお粥嬉しくなさすぎて味噌汁とヨーグルトだけ頂きました。
 
 
そして13時ごろまで待ち、
先生から結果を聞くことに。
 
 
結果を聞くだけで30分かかりました。
 
それだけいろんなことが私の体の中で起きていました。
調べなければ絶対に気がつかなかったこと。
 
私人間ドック4年間オールAだし、
こう見えてジャンクもそんなに食べない、
お酒もそんな飲まない、
 
そして、なんと言っても自覚症状なんて何もないほど本当に元気で自分の体に感謝してました。
 
 
なのに、今回見つかったのは
 
腸のポリープ(計10個くらい)
逆流性食道炎
慢性腸炎
子宮頸癌の元となるウィルス(まぁこれは大概誰でも持ってるらしい)
 
が見つかりました。
 
まず、ポリープは予想通り前回見た以外のところにもあったそうで
先生が「気になる」ポリープもあったそうで。
 
大きさは1mmほどだけど癌の手前のステージのポリープのような怪しいものがいくつか。これに関してはポリープの精密検査をするため病理検査をしてくださいました。
 
「もし私が痔になってなくて、検査していなければ数年後には癌になっていましたか?」と聞くと
 
まぁそういうことですね。とキッパリ。
 
 
本当涙が出そうになりました。
 
そんな中容赦なく説明をしてくださる先生。笑
 
 
子宮頸癌の元となるウィルスに関しては、人間ドック予約していたけど気になりすぎて子宮頸癌は先に外来へ行くことに。
 
そして先日子宮頸癌の検査も行ったけど異常なしでした。
 
 
ちなみに、若い頃打った子宮頸癌のワクチン、あれはこのウィルスを予防するためだそうで、処女とかでない限り意味がない(効果が薄れる)のだそうです。
 
私も打ったけどいつ打ったか忘れちゃったな。
 
 
 
逆流性食道炎は薬を飲みましょうと
 
慢性腸炎は乳化剤の入っているものを控えてくださいと。
 
乳化剤ってのはざっとこんな感じのものに入っています。
 

 

 

 

 

 

気になる人は乳化剤と調べてみてね。
 
結構入っている食べ物が多いみたい、豆腐まで!
 
そんな感じで説明を聞きました。
 
 
 
そして、帰り際に胸が苦しくなって心臓が圧迫されてる感じで。
これたまになるんだけど、先生に聞いたら心電図とってくれて異常なし、
これが逆流性食道炎が関与してるかもとのこと。
 
もう情報量多すぎてよくわからない、、笑
 
 
そして元々の痔ですが、もう一度みてもらい、治っていたけど
肛門って筋肉より血管で締めているらしく私はその血管を覆う皮膚が薄くてスーパー切れ痔になっていたそう。
そのためその皮膚を厚くする手術的な注射もしてもらうためまた麻酔。
 
※ちなみにこの2週間後また叫ぶほどの切れ痔になり(今も)、またお薬処方してもらいました
 
ようやく退院へ。
 
しかし翌日になっても胸の痛みが取れなくて、病院に電話するとすぐに来てくださいとのことでまた心電図を取りました。
 
結局これは、心臓近くの腸?だかなんだかのポリープを切除してその傷が、飲み物や食べ物、なんなら空気まで通ることで痛みがあるらしく、3〜4日しても痛かったらまたきてねと言われ
おっしゃる通り2〜3日で痛みは消えました。
 
 
 
そして、今回とったポリープは6つ(入院での数)で病理結果は良性でした(癌ではないとのこと)!!
安堵とともに先生から一言
6個中3つは前癌でした
 
と言われてゾッとしました。
 
中でも2つは癌の手前で放っておいたら10年以内に癌になっていたそうです。
 
1年後にもう一度検査し、また良性だったり異常がなければ今後は2〜3年に一度の検査でいいとのこと。
 
来年また検査に行きます。
 
私は2〜3個の前癌だったので来年の検査でいいけど、これが10個とかだとポリープをできにくくする抗生剤などが処方されるそうです。
 
 
 
 
自覚もなく、人間ドックも引っかかったことのない私が
 
痔を放置したことがきっかけで専門的な病院にいき、
 
4つもの体の悪い症状を見つけました。
 
 
そして、ブログを書こうと思ってたから先生にたくさん質問したの。
 
まず私のポリープの量や質は同年代と比べてもやばい状況ですか?
 
と聞くと
 
やばいねー。
 
と。
 
 
だけどね、あなたの同年代であなたと同じ症状の人が7割なのよ、みんな検査しないだけで
 
 
と言われたのです。
 
 
人間ドックで内視鏡はしてなかったし胃カメラもしてなかったから
人間ドックでするのか、
 
癌検査に行くのか、
 
消化器系の病院で内視鏡検査するのか、
 
 
私は29歳になったばかりでこれです!!!
 
 
本当にみんなに、行きなさいとは言わない、別に私の体じゃないし。
だけど行ったほうがいいよ!!!!
 
自分の体は自分でしか守れないし、わたしは身をもって経験しました。
 
もう一度言うけど自覚なんて全くないし、検査も若い頃から人一倍していました!
 
検査して何もなければそれでいいんだし。
 
生命保険医療保険入ってれば保険下りるし。
(こちらコメントいただきまして、仰る通り、検査では保険はおりませんが何か発見した場合
内視鏡手術も手術とみなされますので、入院があった場合など、手術として、入院として適用されます!)
 
何かあってからじゃ遅いよ、若いからとかじゃなく若いからこそやばいよ、進行も早いよ
 
 
私がこんなにポリープとかがあるのは父の大腸癌遺伝子が関係してるかなと思うけど、
大腸癌って戦前は日本にはなくて、脂っこいものとかが増えて、ある種の生活習慣病だそうです。
小さい時からマックを食べたりしてる世代なので、だからこうして若い人の大腸癌が増えているそう。
 
みんなも自分の体は自分で守ってね。
 
女性の死因1位は大腸ガンだそうです。
 
わたしもこうなるまで本当に人ごとで、ましてや検査で何か悪い結果や症状やら出たことなかったから
自分が1番驚いています。
 
 
私は本当に検査して見つかってよかったと感謝してるし、私の周りにも人ごとじゃないよ!っとたくさん伝えてる。
 
この経験を通じて、発見して防げる人がいればいいなと思ってブログを書きました。
 
 
そして自分が検査に行ってよかったなと思ったら自分の大切な人にも検査に行くよう説得してあげてください。
 
けど本当にみんな、行かなきゃ〜っていって行かないんだよね笑
自分の体なのにな。って思う。
 
忙しかったりして時間が取れないのもわかるけど、その忙しさはなんのため?と思うし、
何もなければそれでよしなんだから。
 
1度は調べるべきだと思う。
 
だから私は自分の周りの大切な人には本当に本当に検査してくださいお願いします、と思ってる。
だから伝えてる、けどみんな行く行くいって行かない。笑
 
 
 
私はこの一連の流れの後にお世話になっている方が急に亡くなって、本当にびっくりして。
告別式に参列させていただき、正直まだ信じられていないし、いまだにその人の声が聞こえてくるくらい信じられないけど、奥様の姿を見ていて(結婚パーティーもお邪魔しました)自分の体だけじゃなくて、大切な人がいなくなってしまうかもしれないんだ。と思ったの。
だから自分の大切な人たちには検査に行ったり体を大事にして向き合ってほしいと心から思う。
 
自分の大腸の件があって、近しい方が亡くなって、きっとこれは何かのメッセージだ、試練なんだと思って、1人でも多くの人に伝えることが今の私にできることなのでこんな長々とブログを書きました。
 
ひさびさに書いたので読みづらい記事だったらごめんなさい。(まぁ前から読みやすくなかったと思うけどw)
 
 
 
 
もちろん大腸だけでなく、子宮や乳がんなど、調べられることは面倒臭がらず調べたほうがいいと思います!
 
 
自分のため、大切な人のために自分の体を後回しにせずにきちんと向き合ってください。
 
 
そして、心配してくださる方がたくさんいて本当に嬉しいですが、私は悲観的になることは何もなく、むしろラッキーすぎて本当にありがとうございますと思っています。笑
 
 
痔になってなかったらドックだけで済ましていて、便検査で何年か後に引っかかって再検査したらガンの初期でした
となっていたかもしれない。
 
 
そう考えたら本当にラッキーでした。
 
この記事を通して何かの誰かの行動につながったり意識の変化につながるといいな、と思っています。
 
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
 
※すべて私の体験談と、私の先生から伺った話なのでもし事実と相違することがあったらごめんなさい。