みなさん、こんにちは。

衆議院議員うえにし小百合です。



先週、「薬物事犯者の再犯防止」について

国内だけでなく海外の取り組み事例を

含めた意見交換会が国会で開かれました。



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意見交換会には、国会議員をはじめ
国内外で薬物事犯の再犯防止に取り組む
団体、法務省、厚生労働省、外務省、
日本弁護士連合会の代表らが出席しました。



まず、薬物をはじめ様々な依存症問題解決に

取り組んでいる国際組織ICCEの代表が、

海外での薬物依存症対策と依存症から

抜け出すための専門的なプログラムに

ついての取り組み事例が紹介されました。





また、法務省から覚醒剤事犯者の再犯率が

2009年の4%から13年は50%へと

悪化しているデータが示された他、

再犯の防止には、刑事司法機関だけでなく

地域の医療・保健・福祉機関や

民間支援団体との一層の連携が

必要だとの訴えがありました。




厚生労働省からは、依存症者だけでなく
その家族を支援する治療・回復プログラム
の普及等を柱に、来年度の予算案は、
今年度のほぼ倍額の19000万円を
要望していること等が報告されました。



薬物事犯に限らず、1度犯罪を犯したり、
刑事司法機関に逮捕されたことがある者が、
市民社会の一員として、しっかりと更生し、
再び、罪を犯さないように保護観察官と
保護司が協働して指導監督していくだけでなく、
「法律を守る」という教育、「法律に違反する
ことは悪いこと」という倫理の徹底、
就労支援等、政策制度の充実も含め、
私も力を尽くしていく所存です。