みなさん、こんばんは。
衆議院議員 うえにし小百合です。
通常国会としてはこれまでで
最長の95日間の延長となった第189回国会は、
27日の会期末を前に、今日事実上、
245日間の会期を閉会しました。
今日は9時20分から法務委員会が開かれ、
閉会中に審査する件や請願等の取り扱いを決めた他、
13時からは衆院本会議が開かれました。
1月26日に召集されました今国会に、
政府は75件の法案を提出しましたが、
成立したのは66件と成立率は88%に止まりました。
このうち、最大の焦点だった集団的自衛権の行使を
可能にすること等を盛り込んだ安全保障関連法や、
これまで2度廃案となった派遣労働の期間制限を
一部撤廃する改正労働者派遣法等が成立しました。
また、議員立法では、選挙権が得られる年齢を
引き下げて18歳以上にする改正公職選挙法、
参議院選挙の1票の格差を是正するため、
いわゆる合区を2か所で行う等して
選挙区の定数を「10増10減」する
改正公職選挙法等が成立しました。
その他には衆院では働いた時間ではなく
成果で報酬を決める、新たな労働時間制度を
導入するための労働基準法の改正案や、
債権や契約に関する民法の改正案等が継続審議となり、
参院ではいわゆる司法取引の
導入等を柱とした刑事司法制度改革の
関連法案等が継続審議となりました。
これらの法案について、政府・与党は、
早ければ来月にも召集する臨時国会で
審議を続けていく方針です。
今後も一層、私は自らを厳しく律し、
皆さまから寄せられた声を政策に実現すべく
全力を尽くしていくことをお誓い申し上げます。