みなさん、こんばんは。

衆議院議員 うえにし小百合です。


今日は朝9時から法務委員会が開かれ、
死因究明対策、女性受刑者の出産問題、
子どもに対する犯罪対策等に
ついて質疑が行われました。


来週からは「外国人の技能実習の適正な実施及び
技能実習生の保護に関する法律案」について、
法務大臣から法案の趣旨が説明され、
次回の委員会から本格的な質疑が始まります
0903.jpg


通常国会は今月27日に会期末を迎えますが、
実質的な審議ができる日程は、

それほど多く残されていないため、
重要な法案にも影響が出始めています。


派遣労働の期間制限を一部撤廃する
労働者派遣法の改正案は、
参院において質疑が続いていますが、
衆院を通過した時点で、改正案は、
「今月1日からの施行」とされていました。


しかし、年金情報漏洩の追及や
安全保障関連法案を巡る
与野党の対立等の影響で、
参院審議に遅れが出て、
与党側は「施行日を今月30日に修正」
することを提案し、衆院に送り返して、
審議する可能性も出ていますが、

何よりも派遣労働の固定化を防ぐ、
派遣労働者の保護につながる等の
観点からの精査は必要だと思います。


また、安全保障関連法案を巡る
与野党の対立も、今後、激しくなることから、
国会は緊迫した雰囲気を帯び始めています。