みなさん、こんばんは。
衆議院議員うえにし小百合です。
本日の東京は晴れ渡る空が見え、
外に出ると夏らしい暑さです。
暑さを感じたら涼しい場所で、水分を補給する等して、
さて、昨日の国会では安全保障関連法案を
審議する衆議院の特別委員会の中央公聴会と
質疑が終日開かれておりました。
中央公聴会には学識経験者らが出席し、
安全保障上の観点から法整備が必要だ
という意見が出された一方で、
法案は憲法に違反しているのであるから
廃案にすべきだといった意見が出されました。
与党側は、今月15日にも委員会で採決し、
続いて本会議で扱うことを想定していて、
安全保障関連法案を巡って、
国会は緊迫した情勢となっています。
そのような状況の中で昨日18時になって急遽、
本日の14日の法務委員会での質問が決まり、
審議が続いている刑事訴訟法改正案のうち、
通信傍受についての論点を夜通し整理しました。
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そして、今日は予定通り9:00から14:30まで
法務委員会が開かれ、私も質問台に立たせて頂き、
法務大臣・刑事局長らに質問を行いました。
現在、審議が続いている刑事訴訟法改正案は、
「日本版司法取引」の導入はじめ、
取り調べにおける可視化(録音録画)・保釈要件を改める点等、
非常に多岐にわたる論点が盛り込まれ、質疑が続いています。
今日は通信傍受案件について与野党が質疑が行われました。
通信傍受は、暴力団等のいわゆる組織的な犯罪集団について、
法律に則って電話等の傍受を行い、犯罪摘発につなげるもので、
今回はその対象犯罪を拡大しようというものです。
通信の秘密は憲法21条で保障されています。
かつてある政党の幹部の自宅が盗聴されていた
という事件が発覚したことがありましたが、
こうした逸脱した行為が行われないように
監視の目を光らすということを徹底する一方で、
ますます巧妙化・悪質化する振り込め詐欺等の
組織犯罪の摘発は当然ながら喫緊の課題です。
私からはこれまでの事件摘発の総括をしっかり行った上で、
組織犯罪に対処すること、市民生活・活動への違法な適用が
ないようにすることを法務大臣らにしっかりと確認しました。
どのような法案でも、国民の皆様方の生活に
少なからず影響を与えるものだと思います。
今後も私はしっかりと皆様のお声を
国会で代弁させていただきますので、
忌憚のないご意見をお寄せください。