みなさん、こんばんは。
維新の党 衆議院議員 うえにし小百合です。


今日の本会議で内閣提出の『女性の職業生活における
活躍の推進に関する法律案』が議題になり、
維新の党を代表して私が代表質問を行いました。

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女性自らの意思によって職業生活を営んだり営もうとするとき、
女性の個性や能力が十分発揮されることが豊かで活力ある
社会の実現を図るために重要であるとの観点から
「女性の採用や昇進の機会の積極的な提供や活用」
「職業生活と家庭生活との両立ができるための
必要な環境整備による円滑で継続的な両立」
「女性の職業生活と家庭生活との両立に関して、
本人の意思が尊重されること」などを基本にして
女性の職業生活における活躍を推進しようとする法律案です。


私は女性が社会で活躍する為に必要なこと、例えば、
仕事と家庭の両立をはかる上で、政府がどのような
支援・施策を考えているのか。等々をお伺いしました。


担当は女性活躍担当相としての有村治子大臣ですが、
就労や昇進に関する質問も出てきたので、
厚生労働大臣・国土交通大臣のご答弁もいただきました。
因みに衆議院規則では一人の質問者が求めることが
できる答弁者は4名までとなっています。


私が本会議場で質問をさせていただいたのは初めてです。
与党(自民党・公明党)では本会議は勿論委員会でさえ
殆ど質問の機会もないので大変光栄なことだと感謝をしつつ、
様々な角度から各大臣質問を致しましたので、
後日アップされる私のホームページの動画などを
是非、質問内容をご高覧いただければ幸いです。


終わってからの感想ですが、やはり国会はまだまだ
旧態依然としているなというのが率直な感想です。


例えば、私の質問内容は前日までに
政府側へ提出(通告)しなくてはなりません。
それを元に政府側は勉強会を開いて答弁作りをし、
議場で大臣が質問を聞いて答弁をする形式をとります。


今回の私の質問の中に先日参議院の予算委員会で
有村大臣が民主党の女性議員から「あなたのエッセイから
『共働きの両親の子供は数十年後におかしくなる』
とのニュアンスが読み取れる」と指摘され、
激しい応酬があったことを引用した部分がありました。
しかし、参議院の予算委員会の直後は
その動画や議事録を読んだだけだったので
有村大臣の著作物にそのように披瀝されているのかと思い、
“有村大臣が上梓された著書には…”という
(一番目の)原稿を政府側に最初提出していましたが、
その後、よくよく調べるとエッセーを或る雑誌に
掲載していただけだったので“有村大臣の著書から…”と
文章をわざわざ訂正して手続き通りに再度原稿を出し直し、
当然、議場でもそのように正しく発言を致しましたが、何故か、
有村大臣は「(自分はそのような事を書いた本の)出版はしたことがない。
引用は事実に基づいて正確にして欲しい。」との旨の答弁がありました。
要するに、大臣は私の質問を本会議中にお聞きではなかったのか、
恐らくは、昨日の段階で私が作った一番目の原稿に対して、
役所が大臣用に作成した答弁をそのまま議場で読まれただけだった為に
私の質問とはずれたご答弁を堂々となさったのだと思いますが、
これは大臣が私の質問を聞いて下さっていなかったことに、
他ならず、大変残念な思いが致しました。
(※著書…書き著したものであるから、
共著や雑誌の投稿でもその雑誌は著書に相当する)

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また、これまでも記載をさせていただいた

格安タクシーを大阪の街から消した
規制強化についての国土交通大臣の答弁は、
先日総務委員会で高市大臣に質問した時の回答のままで
「規制強化のタクシー特措法は議員立法で作られた。
政府は知らないよ。」でも言わんばかりの、
やや無責任さ漂う、これまた役人の意見であって、
“本当に太田大臣もそのようにお考えなのですか”と
再質問したくなるような残念な答弁でした。


繰り返しになりますが、数日すれば、
今回の模様は様々なところで流れます。
忌憚のないご意見をお待ちしております。

今後もしっかりと国民の皆様と同じ目線で頑張って参ります。