みなさん、こんばんは。
日本維新の会 衆議院議員 うえにし小百合です。

本日の東京の朝の天気は爽やかな晴れだったのですが、
お昼前にバケツをひっくり返したような雨が降りました。
そんなお天気の中でしたが、多くのスケジュールをこなし、
私は議員会館内を走り回っておりました。

いつもの様に朝から「総務委員会」「代議士会」
「既得権益を打破する会 第9回勉強会」

「国家政策部会」等々の勉強会に出席する他、
有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といった
いわゆる非正規雇用の労働者の企業内での
キャリアアップ等を促進するため、
これらの取組を実施した事業主に対して助成をする
“キャリアアップ助成金”に関して、
一般の方々からお受けしたご要望に対応するため、
厚生労働省からヒアリング及び状況確認を行い、
状況改善をおこなってくださるようにお願い致しました。

「本会議」の議題は先般総務委員会で私も質問をした
“行政不服審査法”や関係諸法の改正案等、
多くの法案の採決が行われ、法案は全て衆議院を通過し、
その後、『学校教育法改正案』の趣旨説明が行われました。

私は教育の国の根幹をなす、
国政の重要政策の一つであると確信しています。
地方議員と国会議員が異なるところの一つが、
議員の関与すべきカテゴリーであることは当然ですが、
私達国会議員の最低限の任務は国防・治安・外交・
教育関係の4本柱だと言われているくらい重要案件です。

昔、中国では、「一年先の国を憂えるならば稲を植えよ、
10年先の国を憂えるならば木を植えよ、100年先の国を
憂えるならば教育を施せ」と言われていました。
稲を植えると来年の食糧の心配はなくなりますが、
せいぜい一年の話、しかし教育を国民が身に着けたら
国家は百年間にわたって安泰だという例え話です。
小泉純一郎総理の就任あいさつで一躍有名になった
越後長岡藩の『米百俵』にも通じる話ですが、
それだけ重要な教育の最高学府、大学の運営における
学長のリーダーシップの確立など、
ガバナンス改革を促進するために副学長や教授会等々、
職や組織の規定を見直すとともに、
国立大学法人の学長選考の透明化等を
図るための措置が講ぜられた法案です。

具体的には、副学長の職務について規定し、学長を助け、
命を受けて校務をつかさどる立場であるとことを明記し、
教授会を学長が教育研究に関する重要事項について決定を
行うに当たり意見を述べる組織と位置付けて役割を明記し、
学長や学部長等の求めに応じ意見を述べる事ができるとし、
また、学長選考会議により学長選考の基準を定めること、
国立大学法人等の経営協議会の委員の
過半数を学外委員とするなど、学校教育取り分け
国立大学法人法の在り方を大幅に見直す法案です。

様々問題点も存在しているように思うので、
またいつも通り皆様から忌憚のないご意見を頂いて、
調査、研究してまいりたいと思います。