みなさん、こんばんは。
日本維新の会 衆議院議員 うえにし小百合です。
http://uenishi-sayuri.com/

衆議院議員のことを代議士と呼ぶのは、文字通り、
主権者たる国民に“代わって議論”し、
“代表して議論”する士だからであると
当選直後に伺ったのを今更ながらに実感しています。

ですので、私のこのfacebookやホームページ、
議会での質問などの一挙手一投足を注視くださり、
様々なご要望、ご意見などを日々賜れる経験は
大変貴重で有難いことだと感じております。

さて、先日来、「消費者問題に関する特別委員会」で、
私は国民の消費者被害の最も身近な相談窓口である
独立行政法人国民生活センター(国セン)が、
その業務の一部を外部委託しているけれども、
その内の2つの業務の落札業者が毎年同じであり、
しかも応札をする団体もその一者でしかなく、
相場よりも相当に高い契約金額で落札されているという
看過できない実態を追及しているおります。

そして、昨日の「消費者問題に関する特別委員会」において、
“不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案”の採決があり、
その法律案の附帯決議(七)に私が主張した
『国民生活センターの業務の透明性・公平性の確保』
をしっかりと取り入れることができましたので、
この場をお借りして皆様に報告をさせていただきます。

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私がこの事柄を追及しております理由は、
この入札に応札し、落札している公益社団法人は、
つい最近まで国セン内に事務所を構え、
その家賃も相場より不当に安価であったり、
双方の役員経験者が相手の役員に就任しているなど、
不透明、不可解なことだらけだったからです。
特に、落札している公益社団法人の事業収益の過半数が
国センの委任業務であり、馴れ合い、
いや、癒着と断言しうる状況が見えてくるのです。


おまけに、委員会内での国センの答弁者の通りの
積算をすれば契約金額の半分にも満たないのですから、
これはおかしいと言わざるをえません。
その次にその矛盾点を追及すれば、
決算が終わった金額に帳尻を合わせるように
答弁がころころ変わってくるのです。
本来付くはずのない手当が必要だったとか、
人事交流も明白なことをただせば、
「国センの斡旋による天下りはいません。」など、
姑息なまでに焦点・争点ぼかしをしてきます。

いずれにしても私は、皆さんの税金が無駄に
消費をされることには耐えられないので、
今後とも、“おかしなことはおかしい”と
国民の皆様の立場で主張をしていきたいと思います。

そのような中で、質問に対して私の事務所に
ご質問やご意見やアドバイスをいただくことが増え、
政治家冥利に尽きると日々感謝しているところへ、
この度は実際にその公益社団法人の会員であり、
消費生活相談員をされているかたから、
長年、内輪でも“このようなことで大丈夫なのか”と
語り合っていた事柄に、「よくぞメスを入れてくれた!」と
絶賛のお手紙を頂戴したりもいたしました。
加えて年会費1万円を支払っている会員の上に
胡坐をかいている公益社団法人の現職役員の
所作も詳しく書かれていました。
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バランス感覚を忘れず、一方通行にならぬように努めて
国政に取り組む基本姿勢を忘れることはございませんが、
このような提言を私が国政の場でさせていただけるのも、
平素皆さんが忌憚のないご意見等をお聞かせくださっているからです。

益々皆々様の代弁者、代表者として精進致しますので、
「這えば立て、立てば歩めの親心」で
今後ともうえにし小百合をお育てくだされば幸いです。