みなさん、こんばんは。
日本維新の会 衆議院議員 うえにし小百合です。
http://uenishi-sayuri.com/index.html

4月1日から消費税率が8%に引き上げられるので、
今年の国家予算審議は随分スピーディーだったことは
何度か私のfacebookやブログ上でも記しました。

しかし、予算案の通過が速いのと拙速なのとは紙一重で、
久々に衆議院と参議院とのねじれが解消されたこともあり、
与党自民党・公明党の横暴が目立つことも否定できません。

国会法で通常国会は毎年1月に召集され、
その会期は150日と決まっています。
昨年はその前の年末に衆議院総選挙があった関係で、
通常国会の召集が随分とずれ込み、
予算案が衆議院を通過したこと自体4月の新年度を超えていました。
新年度になっても予算が成立していないと、
国は暫定予算を組まざるを得ず、
新規の契約が全くできなくなるのですが、
今年のように3月20日に参議院の方でも予算が可決され、
成立してしまうのも異例なことでございます。

しかし、私達国会議員に課せられた使命は、
当然予算審議だけではありません。
今日も様々な部会・委員会が開催されました。
私は午前中に消費者問題に関する特別委員会で
国民生活センターのあり方について約20分の質問台に立ち、
午後は総務委員会でNHK予算について質問台に立ちました。
私の総務委員会の模様は26日明け方3時50分頃から
NHK総合で放映される予定ですので、
平日の真夜中のことではありますが、
ご覧下さりご意見をいただけますと幸いです。
2014032519000001.jpg


そのような委員会の合間に本会議も開催され、
本日は全会派一致で“関税定率及び関税暫定措置法改正案”
と“国際開発協会加盟措置法改正案”が可決された他、
“健康・医療戦略推進法案”“日本医療研究開発機構法案”
に対する質疑応答があり、我が日本維新の会からは
浦野靖人代議士が代表質問に立たれました。

今年初め、安倍総理は難病など不治の病に対し、
官民一体で基礎研究から実用化まで一貫して取り組み、
革新的な治療法、医薬品、医療機器を世界に先駆けて
生み出したいとの意気込みを述べられましたが、
まさに今回の法案はそれを具象化し、
健康や医療の分野の研究開発を促進するものと確信しています。

私が卒業した大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の
先輩でもいらっしゃる京都大学の山中教授が
iPS細胞に関してノーベル賞を受賞し、
日本の医学・生理学の分野のレベルの高さは
世界が認めるところとなりましたが、
その技術が国際競争で優位にたてるように、
ベンチャーの育成や研究費の公平かつ公正な配分等を
政府に対して提案する提言型の質問でした。

****************************

また、今日は私の地元から杉江ゆうすけ府議会議員
インターンの学生さんがお越しくださり、
私の質疑を傍聴して下さいました。
熱のこもった議場の論戦に感心のコメントも頂戴しました。

近年若者の選挙の棄権率が尋常ではない状況が
残念ながら続いておりますので、
私は若者にも政治に関心を抱いていただけるように、
また若者が国会へお越しくださる機会を
様々提供してまいりたいと思います。