みなさん、こんばんは。
日本維新の会 衆議院議員 うえにし小百合です。

2月1日(土)、東京の高輪プリンスホテルで
衆参国会議員・選挙区支部長・地方議員・党員が
集った2回目となります日本維新の会の

党大会が開催されたことは報道の通りです。

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大阪市長でもある橋下徹・衆議院議員の石原慎太郎
の二枚看板の我が日本維新の会ですが、
当日、石原共同代表はインフルエンザのため欠席。
橋下共同代表はその前日の協議において
“大阪都構想が暗礁に乗り上げている”
ことについて自身の挨拶の中で触れ、
大阪都構想の実現のために市長を一旦辞職し、
大阪都構想に対する大阪市民の皆様のご判断を仰ぐ事、
そして党の代表辞任を示唆されたときには
会場にどよめきが起こりました。

それにしても、政府が通常国会への提案を目指す
「地方自治法改正総務省案(*)」と
私共維新が掲げる「大阪都構想」は
“(*は)区長を選挙で選ばない(大阪府民が選べない)”
“(*は)政令市を解体し、広域行政を一元化しない”等
詰めの不十分な部分も見受られ、違いがあるが、
方向性は大体同様であると思われるにも関わらず、
また、安倍総理も「大阪都構想」に
好意的な見解を示されたにも関わらず、
自民・公明党の大阪市議会議員は何故
「大阪都構想」に前向きな協議をしないのでしょうか。

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その後、政策協議、学習会等を検討の場を重ねての
野党再編に向かうべきだという活動方針が決定された他、
伝統主義的な保守色が強いと言われる
結党以来の綱領についても表現が改められました。

それを受けて再び「東西対決ではないか」
「守旧派と改革派の二重政党だ」との批判も
インターネット上には溢れているようですが、
国民生活の中に重要課題が山積している現状の中で、
私共は党内対立等で無駄な時間を
削るような暇はございませんので、
ご安心をいただければ幸いでございます。

私達が目指し、私達が進むのは行財政大改革
・既得権益を打破した規制緩和
・自立を促す地方分権の推進等々、
国民生活に喫緊の課題に真摯に取り組み、
国民の生活向上に迅速に資することであります。
私も党大会の日、我が党を支える
多数の支援者の方々を目の当たりにして、
改めてそのことを痛感致しました。

ところで、これも報道の通り、週明けの3日(月)、
橋下共同代表は大阪市長辞任を正式表明し、
7日に大阪市会議長に辞表を提出致します。
来月、改めて市長選が執行され、
橋下代表も再び出馬されます。

選挙執行の諸経費が8億円前後かかる前例を元に、
マスコミや他党はひたすら“大義名分がない”
“税金の無駄使い”と批判を強めていますが、
間接民主制の下で極々一部の議員達が
自らの身分(府議会議員・市会議員であることなど)
を守るために都政や道州制への道を断とうとし、
今までにない政治機構を構築することに
難色をしました以上、広く全ての大阪市民に対して、
都政実現の橋下徹vs都政反対の他候補という、
分かりやすい構図であり、しかも、
私共が絶対に有権者・市民にメリットが大きいと
確信する政策に背水の陣で臨む姿勢を誇示して
審判を仰ぐのは極めて当然の民主主義の道理
にかなった行動だと信じています。

他党が大阪都構想に反対なのであれば、
他党も都政反対の他候補を擁立し、
“都政実現の橋下徹”と逃げずに
戦わなければならないのではないでしょうか。
そして、正々堂々と大阪市民に審判を
仰げばいいのではないでしょうか。

なお、この選挙で橋下代表が当選すれば、
一年数か月後の今の橋下(前)市長の任期までが新任期、
新人が当選すれば選挙執行日から4年間が
新任期になるのが公職選挙法の規定です。

今後も大阪に居住されます皆様には、
大阪発祥であります我が日本維新の会が
推し進める大阪都構想にご理解を賜りますよう
心よりのお願いを申し上げます。
http://oneosaka.jp/policy/04.html