みなさん、こんばんは。
日本維新の会 衆議院議員 うえにし小百合です。

去年12月16日の総選挙から一年が経過しました。
つまり、普通の家庭に生まれ育ち、
普通の会社員として生活を送っていた、
当時まだ20代の私が突然衆院選の候補者となり、
多くの皆様のご支援で初めて国会へ
送り出していただいて丸一年ということです。

正直、初めての国会は戸惑うことばかりでした。
両親ほどの年齢の役人からレクチャーを受けたり、
背の高さくらいある予算書に目を回したり、
「貴方達国会議員には不逮捕特権があるんだ。」
「国政調査権があるんだ。」と聞かされても
ピンとこなかったり、そのようなことの連続でした。
しかし、大変な重責を担っていることは
その雰囲気から充分に悟ることができ、
“何が何でもこの日本をよくするために
闘い続けなければならない!”と
常々胸にとめ職務に邁進してまいりました。


昨年の衆議院議員総選挙で
自民党が全国で圧勝し、逆に民主党は衰退。
我々日本維新の会は結党から間もないにも関わらず、
54議席を獲得・比例では約1200万票を獲得し、
第三党に躍進をさせていただきました。

しかし、その半年後の参院選では
私共には厳しい審判が下され、自民党は圧勝。
そして、久々に“衆参のねじれが解消”
されたことご承知の通りですが、
先の臨時国会の「特定秘密保護法案」の審議等で露呈した、
数の力を背景にした与党の暴挙が
頻繁に見られるようになったのは悲しいことです。
よく地元の皆さんが「ねじれが解消して、
自民党があんな国会の進め方するんやったら、
維新の会が言うように一院制に、
はよしてもうてもええんちゃうか。」と仰います。
そのようなことを国民に言わせてしまう程の
与党の酷い国会運営に対しては、
今後も私は責任野党としてしっかりと
提言をしてまいる所存でございます。

私はこの1年間永田町で活動し、
国政の場では“数が力であること”や
“既得権益を崩すことに徹底的に抵抗する勢力がある”
ことなどを現場で実感してきました。
つまり、“お金や票を業界・団体からもらっている
既成政党が既得権益を打破すること”は、
不可能に近いことなのだと理解できました。

既得権益を打破し、規制緩和を進める事こそ
国民の皆様にお約束した
我が使命と確信している私には、
その抵抗勢力が尚のこと
厳しくのしかかってくる気も致します。
しかし、その使命を果たすことこそが
“国民目線の本来の政治の姿”ですので、
私はひるむことなく職責を果たしてまいります。


また、日本維新の会に関していえば、
54名いた国会議員の内1名が除籍、
1名が議員辞職をされた他、
地方選挙での苦戦も続いています。
また昨日は大阪府議会においては
4名の造反者が出て過半数割れをしてしまい、
日本維新の会を支持してくださっている皆様に
ご心配をお掛けしたことは残念で仕方ありません。

しかし、他党の議員達のほとんどが
自らが次の選挙での再選することを第一に考え、
国民の皆様の為に言わなければならないことも言わず、
マスコミの目ばかり気にした行動をしている事に比べて、
我々日本維新の会の議員団は今いただいている議席を
最大限国民の皆様のお役に立たせたいと念じ、
常に是々非々の行動を貫き、
最大多数の最大福利のために
献身していることは絶対に間違いありません。


勿論私もその一人であり、真に日本国民の皆様の為となる
規制緩和の推進・地方分権の推進等々の
行財政大改革が進み、奏効することに邁進しておりますので、
我が身のことを案ずる行動を思案する暇等ありません。


長いようで短く、短いようで長かった一年でございましたが、
まだまだ皆様のため一所懸命頑張ってまいりますので
私うえにし小百合へのご支援ご声援を宜しくお願い致します。