みなさん、こんにちは。
日本維新の会 衆議院議員 うえにし小百合です。

国会閉会中で安倍総理も
中東とアフリカへ行かれていましたが、
新人の私も日々鍛錬です。

今週の水曜日は日本維新の会女性局の
初めての視察
を行いました。

日程が中々揃わず、
女性局局長の三木圭恵代議士、
女性局事務局長の私と
先日初当選された清水貴之参議院議員とで、
生活保護制度、シングルマザー支援策、
DV被害者など女性弱者救援施設等々の
実態調査に役所の皆さんのご協力を得て
大阪府下の関係機関を回ってきました。

まず最初は大阪市西成区役所
大阪市・西成区の生活保護制度への取り組みや
受給者の生活実態などを伺い、
現場の立場からの生活保護制度見直しの
提言もいただきました。

大阪市は生活保護者の人口に占める割合が
全国的にも極端に高いことで有名ですが、
他府県の担当者がリストラや傷病で
生活困難に陥った方に、
「大阪へ行けば道が開けるかもしれませんよ」
と片道切符を手渡し、
大阪行きを促す例が多いなど、
考えさせられることの連続でした。
また一度需給が始まると、
反復継続して支給を求める方が多く、
生活が改善され保護を辞退される方は
一割に満たないそうです。

そもそも、生活困窮に陥った方が、
通常の生活を取り戻すための
ステップ台の役割を果たすために
創設された制度なのですから、
生活保護費をギャンブルやなどに使わぬよう、
現物給付方式に変えるとか、
学生の奨学金制度のように「貸付制度」にして、
行政が積極的に就労支援をし
(現行でも並々ならぬお力添えを
されている実態はよくわかりましたが…)
やがて返還を求めるような方式をとることを
考えなくてはならないのではと痛感しました。

次に「大阪府母子福祉センター」を訪問し、
母子寡婦福祉連合会の皆さんから
様々なお話を伺いました。
離婚、死別によりシングルマザーに
なられた方々の心身の拠り所ですが、
最近では無知からくる低年齢での
未婚の母親の占める割合も
高まっているとのことです。
第二子以降の児童扶養手当の支給金額についてなど、
これからの議員活動で積極的に
取り組ませていただきたい
ご提言をいくつもいただきました。

また最近では、「母子」に限らず。
「父子家庭」の抱える深刻な問題もあります。
益々見聞を深めていかなくては
ならないと思い知らされました。

最後に「大阪府立女性自立支援センター」を訪問。
近年急激に増えたDV被害女性の
「駆け込み寺」と認識していましたが、
DVにも様々な形態があり、
相手は配偶者だけではないこと、
生活困窮から売春や窃盗などの犯罪に
走ったうえで駆け込まれたり、
人身取引の対象者である
外国籍の方も生活されていました。

長くなりましたので、
おいおい各問題について
改めてご報告させていただきますが、
とにかく今後も益々見聞を広めて、
世のため人のための議員活動を
させていただけるよう
更なる精進をお誓いいたします。