みなさん、こんにちは。
日本維新の会 衆議院議員 うえにし小百合です。

GWも終わり、国会も本格的に動きだしましたが、
みなさんはどの様な休暇を過ごされましたでしょうか。


昨日は衆議院本会議が開かれ、
国家間の不法な児童連れ去り防止を
目的とした多国間条約(通称:ハーグ条約)

全会一致で可決された他、
国民一人一人に番号を付け、
健康保険や年金などの社会保障給付と
納税を1つの番号で管理する
「マイナンバー関連4法案」も与党の他、
日本維新の会、民主党等の賛成多数で可決されました。

その後、「災害対策基本法案の一部改正法」
趣旨説明と各党の代表質問があり、
日本維新の会からは同期の高橋美穂代議士
が堂々と初登壇されました。

この改正法は、二年前の東日本大震災の惨禍
から得られた教訓をもとに、
昨年成立した改正法で検討課題と
なっていた点を補充するものです。
大規模で広範囲な自然災害への即応力強化を図り、
住民等の円滑で安全な避難が確保され、
被災者保護ができるよう平素から
防災・減災に努めるような方策が随所に表れています。

しかし、例えば避難時に手助けが
必要不可欠な障がい者や高齢者の情報を
事前に自治体が掌握するための
名簿作成の必要がありますが、
個人情報保護の観点から如何に
対処すべきかなど検討課題は多く、
しばらくは委員会審議が続きます。

なお、参議院では衆参通じて史上初めて、
常任委員長が解任されるという珍事がありました。
日本維新の会も解任決議には賛成し、
今回の判断には一部から“野党のようだ”との
ご批判もいただきましたが、
川口順子環境委員長が原則海外渡航禁止と
されている時期に中国へ行き、
しかも届け出の日時を超えて滞在し、
環境委員会が開かれないまま流会に
なった案件ですから当然である思います。
自民党では中国政府の要人に会えそうになった為に
滞在期間を延長した「国益を考えた勇気ある英断だ」と
まるで英雄扱いをされているようですが、
その判断が正しかったのかにも疑問があります。

川口議員は確かに元外務大臣で、
外交のエキスパートではありますが、
今は立法府の常任委員長であり、
その最大の職責は委員会審議を遂行することであり、
外交権は全て内閣に属しますので、
大きな勘違いをされているとしか言いようがありません。

日本維新の会の橋下徹共同代表も
8日の大阪市長登庁時ぶら下がり取材で
川口順子参院環境委員長について、
「議員外交と内閣の責任ある外交とは全く違う。
(川口氏は)勘違いしている」と言及していますので、
宜しければぜひ動画をご覧になってください。