ルーセルという初めて知ったフランスの作家の『アフリカの印象』(伽鹿舎)国分俊宏訳、絵入り原語入りという珍しい本で九州限定発売。
ルーセルの話が中心。お金持ちの変わった人。ジュール・ヴェルヌを崇拝していたそうです。
仏文の先生が書いた本の中でアル中小説の傑作と言っていた『居酒屋』(私は読んでません。映画は見ました。洗濯女の喧嘩はすごかったな)を書いたゾラの『ゾラ傑作短編集』(光文社古典新訳文庫)国分俊宏訳の話が少し。ゾラといえば『居酒屋』と『ナナ』の長編小説が有名だけど短編も面白いそうです。
具象と抽象。私は知らない有名な『侯爵婦人は五時に外出した』を例に挙げて説明等。
面白かった。
新宿紀伊國屋書店にて。