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連載7/10
今回は連載第8回「セキュリティ」についてです。
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前回は、ACCOPSとGo-Globalのユースケースについて紹介しました。
その際、「どちらも端末にデータは残らないから情報漏洩のリスクを下げることができる」とお話ししました。
これは非常に有効な手段ですが、これだけで完璧というわけではありません。
情報が残らなくても、画面に表示された情報を、スマホで撮影したらどうでしょうか。
結果的に情報漏洩と変わりませんよね。
「ある製品を導入したから完璧」ということはないのです。
それらをどのように運用するか、といった考えも必要になってきます。
その辺りも全部含めて、「セキュリティ対策」を講じる必要があります。
ACCOPSとGo-Globalに関しては、データのダウンロード/アップロードをサーバ側で管理することができるので、ファイルの不正な持ち込み/持ち出しは防止することができます。
先程例にあげた、画面情報の撮影は非常に難しい問題です。
作業者自身の不正に関しては、防止する手段がほとんどありません。
しかし、第三者からの盗み見は防止することができます。
在宅勤務のルールで、他社がいない環境を指定したり、会社での業務環境と同等以上の安全性が確保されている場所でのみ、社外勤務を許可することで、第三者からの盗み見は防止できます。
よく喫茶店でPCを広げながら作業をしている人が多くいます。
自分用の資料であれば問題ありませんが、
最終的にお客さんに納品するものであれば、第三者に見られてしまったらアウトです。
ソースコードも立派な情報です。
納品前に流出してしまったら、セキュリティインシデントとして扱われます。
喫茶店で作業はおしゃれですが、扱う情報には気をつけましょう。
情報自体だけではなく、ログインに使用するID/PASSを盗み取られることもあります。
そうなってしまったら、全ての情報のアクセスされてしまいますよね。
ACCOPSでは、2段階認証を実装することで、
さらにセキュリティを高めることができます。
通常のID/PASSに加えて、メールや専用のアプリによるワンタイムパスワードを入力することで、正常にログインすることができます。
ID/PASSは第三者に知られてしまう可能性もありますが、
ワンタイムパスワードだとその可能性がグッと低くなります。
パスワードの入力回数が多くなってしまうので、若干の利便性は損なわれますが、
セキュリティ面を考慮したら導入すべきと言えるでしょう。
以上、製品に関する簡単なセキュリティについて説明しました。
良い製品を良い使い方で扱うことで、
利便性と安全性が保たれることがわかって頂けたかと思います。
本日も読んでいただきありがとうございました!
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