名古屋シネマスコーレにて、主演お爺ちゃんと監督の舞台挨拶ありな初日へ行ってきました。 ほぼ満席で、男女比半々。
映画化されたテレビ制作のドキュメンタリーなので、演技とか俳優って感じは無かったです。簡単に言うと超遅咲きなゲイプライドのお話 。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚*




私には、撮影の途中で亡くなられた56歳のゲイのケアマネさんが偲ばれて泣けてきて。 
この方のストーリーだけで一本映画化した方が世間に響くのでは、との印象もありました。 時代背景が重くのし掛かり、ゲイを隠し続けた高齢者の物語とされていますが、私はゲイというのは性癖を指す事で、90オーバーすると爺も婆も大差無くなると思い込んでいたのですが、それは「オネエキャラ」を自認する自分だけの意識だと気付かされました。
ちゃんと男でも女でもなく最期までゲイとして全うしたいプライドの持ち主がいる。


会場の客席に向かって「ここにもゲイおるやろ、あんたとあんたもや」「入院するなら安楽死したい」をエンドレスに連呼した時は、高齢のお爺ちゃんにマイクを持たせ過ぎだとヒヤヒヤしましたが、終演後のサイン会では黙々とペンを走らせてみえました。 
見世物としてエンタメとして、高齢ゲイ(童貞だそうです)を扱ったギリギリな攻め…。