皆さんこんにちは、内海でございます。
立春が2月4日だったことを考えるともう春なはずなんですが、ふたを開けてみればまだまだ朝晩は冷え、日によっては
真冬並みに寒くなる日もあり、「四季とは。。。?」と感じてしまいます。
寒さが苦手な内海はいまだに冬の装いでお出かけするのですが、二十四節気的には春なので、食に関しては春のものを探しております。
具体的には春の味覚のものを探しておりまして、苦みがそれに該当するようです。
緩い健康オタクかつ内海家の食を預かる身としては、薬膳の考え方は今のところグッドチョイスの一つでして。薬膳的には、春は「木、肝、苦」だそうで、色は緑だそうです。
食事で考えると、「苦みのある緑の食品を食べて疲れた肝臓を元気にしよう」見たいな感じでしょうか。
確かに、冬は忘年会やお正月で飲みまくりましたからねえ。。。おかげで胃も肝臓も、臓物のいたるところが疲れてしまって居る気がいたしまする。
正月明けに春の七草があるくらいですから、昔の人たちはちゃんと内臓を休ませる習慣を作っていたんですねえ。偉大やなあ。
あの春の七草がゆは、脂質もタンパク質も入っていませんから、胃をほとんど使わずに消化吸収できるからめちゃくちゃ体に優しいお料理なんですって!よくできてますねえ。
話を食事に戻すと、基本的には旬の野菜や果物やお魚を食べておくとOKらしいので、食材の選び方としては結構簡単。
幸いなことに、春野菜はほろ苦いものが多いので、春野菜を狙ってお買い物すればOK!らくちん!
しかし内海家の場合、苦い食べ物は苦手な子が多いので、すべてをクリアするのはちょっと難しい。
誰や、らくちんとか言ったやつ。顔が見たいわ。
というわけで苦手な中でもまだ食べてくれる野菜を探したところ、調理法次第でピーマンを食べてくれそうなので、
春の苦み代表はピーマンに決定!
あとは季節の魚介は鰆やハマグリ、浅利にわかめあたりでしょうかね。
どれもおいしいけど、春の食材の中でもハマグリやタケノコなんかは体を冷やすグループの食材らしいので、むくみやすいマイワイフにこの辺りの料理を提供するときは、しょうがやニンニクなどの体を温める食品をセットにしたお料理にしてあげるとよさそうですな。
まとめると、
1,春は「木、肝、苦」。旬の食材OR緑で苦いものを食べて、疲れた肝臓を元気にしよう
2,旬の食材はフキノトウやこごみ、ソラマメ、たけのこなどの春野菜、鰆、はまぐり、あさり、わかめなど
3,むくみやすい人が体を冷やす食材を食べるときは、体を温める食材を一緒に取るとグッド!
4,温める食材は生姜、ニンニク、ネギあたりが便利!
あとはその時の家族の体調にも合わせてお料理しましょ。
主夫歴10年を越えるベテラン内海の実力を家族にお披露目するいい機会なので、ここぞとばかりに頑張ります。
そしてこれが女性4人男性ひとりという過酷な環境で自分の居場所を確保することにつながると信じて、今日も内海は家族に料理をふるまうのです。