こんにちは!内海です!


全国的にひどい雨が続いていますね。。。

これを読んでくださっている方々の地域は大丈夫でしょうか?


せっかくのお盆ですが、記録的な大雨+コロナで帰省やお出かけどころではないですが、家の中でもできる

ことを探して、できるだけ楽しく乗り切りましょうね!


さて、お仏壇のお世話をしているわが内海家でも今年もお盆がやってきましたので、例年通りご先祖様をお迎えする準備を

整えました。ちなみにうちは日蓮宗です。





子供の頃は、お盆は「なんだかよくわからないけど、お供えが豪華になって、終わったら、供えていたお菓子や果物は食べられる!

いつもよりいいお菓子が食べられるいい日だ!」


ぐらいの感じでしか捉えていませんでしたが(笑)


ちゃんと調べてみたら、


初盆は、その家庭に初めてご先祖様がおいでになるので、場所がわかるように提灯をつけて、おがらを焚いてご案内して、

ご滞在中は食べ物や飲み物に困らないようにたくさんのお供えを用意しておもてなしして、

お帰りになったあとは、残されたお供え物を、子孫のみんなでありがたく分け合う。

で、あの世とこの世を行き来するために、

おいでになるときはすぐにお越しいただけるように胡瓜の馬、

お帰りの際はゆっくり現世を楽しみながらお帰りいただくために茄子の牛をご用意する。

鬼灯と麻縄は結界の意味があって、滞在の間に不届きな輩が邪魔しに来ないように魔除けの意味合いがあるそうです。


全部にちゃんと意味があるんですね〜。



ちなみにうちのお仏壇で供養しているのは、我が家のご先祖さまとその関係者の方々の霊、そして供養が受けられない餓鬼と呼ばれる霊、

そして内海のお実家で飼っていた愛犬と、兄ちゃんです。


内海の兄は4年前に亡くなっていまして、親族の間ですったもんだあって、わが内海家で開眼供養いたしました。


以来毎年我が家ではこうしてお盆と兄の誕生日と正月はちょっと豪華なお供えになります。


あ、ちゃんと普段からしっかりお供えはしていますのでご安心を(笑)





 あまり宗教に興味はなかったんだけど。


もともと宗教にあまり興味がなかったんです。

大人になってから妻のご実家の影響で、ご先祖様は大切にしたいなあとは思いはじめて墓参りをするようになりましたが。


普段のお供えは、もう少しお供えが少なくなるくらいで、兄と愛犬を含めたご先祖様と餓鬼の皆さんへのお供えは欠かしません。

昔うちのばあちゃんの家にお仏壇があったんですが、お盆と正月以外は小さな仏飯と毎日お経を少し唱えるくらいで、

餓鬼の話とかは聞いたことがありませんでした。



仏教のお話って面白くて、人間哲学みたいな内容が多いんですよね。

お供えは、特定の人に届くように願っても意味がないそうです。

だって、亡くなった方はいま生きている人よりもはるかに多いから、逆に届かないそうです。


それでも、例えば内海が「兄ちゃん、お供え食べてな!」と願ってしまうと、

その願いの中に入っていない人たちは、「俺らにはなにもないのか?よこせ!」となってしまうそうです。

特定の人だけに届けようとして、逆に奪い合いになる引き金を作ってしまいかねない。

結局誰も幸せにならないって構図になるんだそうです。


だから、お供えをするとき、給仕をするときは、「皆さんで召し上がってください」が大切なんだそうです。特別扱いは良くないよってことですね。


これを霊界の皆さんに置き換えると、

願いの中に入れず、供養も受けられず、ご飯や救いを求めて他の霊についていく霊が「餓鬼」だそうです。(理解が間違っていたらごめんなさい)


だから、各家庭で供養をするときは、餓鬼を始めとした、仏様やご先祖様以外の霊にも召し上がってもらえるようなお供えも用意してあげるといいと聞きました。


みんなでご飯を食べるには、それなりの量がいるでしょう?ということです。



そういうわけなんで、内海家のお仏壇はいつでも割とお供え物が多いのでした。

今年のお盆が終わったあとも、引き続き「よそのお仏壇よりもちょっとお供え多め状態」を続けようと思うのでした。



雨が上がったら、兄ちゃんが亡くなった場所にいってお菓子でも供えようっと。





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