大規模な台風19号の被害が発生後3日経ちました。

 
函南町新田地区の床上浸水被害が激しく、ボランティア要望が多く、災害廃棄物の仮置き場に次々と積み重ねられていく。
地元新田地区の理解ある地主さんが仮置き場を提供してくれたのに、町外の人や廃棄物業者が捨てていくという話も耳にするのですが、復旧作業で手一杯。
正直、監視に人を裂くなら被災の手伝いをしなきゃならないという状況。
 
ボランティアも床上浸水被害に遭った方も、汗と汚れでどろどろ。
濡れた畳は重くて茶色いコーヒーのような汁も出て、身体に付くと独特の臭いが臭い。
作業3日目になると被災された方もボランティアも疲労が出てきますが、ある人が町営温泉の「ユートピア函南に無料で入れるらしい!」と言っていたのですが、よく調べると、土砂崩れの影響で断水しつつある一部の地区(ダイヤランドとエメラルドタウン)住民限定で無料解放されて自分達が対象外ということで、とてもがっかりされていました。しかも定休日の火曜日の一般入浴もできない。
断水は仕方ないですが、床上浸水したお宅のお風呂は使えるわけもなく、どろどろになったり浸水時のホコリまみれの身体はキレイにしたいところ。
 
でも、こういう所に文句も言わず黙々と被災の後片付けをする住民の方々を見てしまうと、心が痛みます。
ご自宅が被災されている方はとてもスマホいじってネットを見ている余裕がないので、困っている人に石灰の配布や廃棄物の搬出や罹災証明についてや、温泉の無料情報等を正しく伝える必要性がある。確かに函南安心情報メールはとても役に立つが、何度も入るので遡って探すのが大変ですし、いい加減なことは伝えられない。あらかじめ安心情報メールが来た内容を覚えておき、お困りごとを聞かれたら正確な情報のメールを遡って探して読み上げるようにして伝えた。
 
弟の裁判があるため11:00ぐらいに上がり、急いで着替えて対応。
帰ったらまた着替えてボランティア本部に向かう。
 
日が暮れてボランティアを終えて帰る途中に、お子さんの元に避難していたご年配方の所に安否確認に行くと、床下浸水で済んだものの、一人で畳を上げ下げしたのでとてもくたびれたというのでついでに一緒に畑毛温泉へ。
 
そろそろみなさん、身体に疲労も溜まってきた頃です。
風呂でも入って疲れを取りたいところです。
 
帰りにスーパーに寄ると、パンは見入荷で棚が空。主に日配品を中心に入荷していない模様。
 
※ブログ記事は後日投稿したものです