宇宙からきた宝物「農家の家宝」
広報こしがや2023年4月号の記事
を拝借しました。

埼玉県越谷市大里の中村さん
所有の石が、2月23日
国際隕石学会により
「越谷隕石」として登録された。
隕石の登録は国内54番目、
県内では1958年「岡部隕石」
(深谷市)、1986年「狭山」隕石
(狭山市)に続き3例目。
中村さんは
「宇宙からとどいた宝物。これからも大切に保管していきたい」と
話していました。

国立科学博物館などによると、
今から121年前の1902年3月8日
早朝、南埼玉郡桜村大字大里)現在の越谷市にある中村喜八郎氏の
田畑に巨大な穴が突然でき、
地下1メ-トルから石が発見された。石の大きさはおよそ
高さ10cm.幅18cm.重さ4kg
この出来事は当時新聞でも
報じられた。中村家では当時から
家宝として大切に保管してきた。

この地で農業を営み現在18代目の
中村勉さんは、幼少期から
祖父や父親から
「空から降ってきた不思議な石」の話しを何度も聞かされていた。
後世迄石を守り続けるように言い
伝えもあっという。

2021年に、NPO法人
「越谷市郷土研究会」を介して
同博物館に成分分析を依頼。
ガンマ線測定の結果、宇宙線に
よって生成される放射性核種の
「アルミニウム-26」を検出。
落下日の記録と照らし合わせて
隕石と判明し、2月に「越谷隕石」と登録された。成分から
小惑星が起源だという。

隕石の見た目は黒く、手触りは
普通の石と変わらない。
大きく異なるのが磁力。磁石を
近付けるとくっつき
「普通の石ではないとずっと思っていた」と中村さんは話す。

今回の登録を受けて中村さんは
「本物の隕石ということで大変な
ことになったと。貴重な品で取り扱いに困りますね」と苦笑いする

隕石は現在も分析が進められ、
今後は同博物館で一部を公開する
予定。中村さんは「先祖代々が
保管してきたように、これからも
大切に守り続けていきたい」と
話していました。

ネツトからも借用致しました。

ありがとうございました。

NPO法人越谷郷土研究会に
自由参加と会員になり
お世話になりました。
毎回、100人位で史跡めぐりを
今は楽しい思い出です。

2023年4月5日投稿



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