大きな桜の老木が二本あり
道路に影を落としてくれます。
駅からずーっと陽当たりかんかん歩いて来ると
オアシスのような感じです。
道路に伸びている枝の下は本当に涼しくて
葉っぱが風で揺れる音も清涼感をプラスしてくれます。
南側の道路は
ほとんど影の無い時間帯が長いので
そこで立ち止まってお休みする方が多くあります。
ご年配が椅子付きのカートで座っていたり
お散歩やお買い物の途中だったり
時には長ーいおしゃべりタイムだったり。
うっかり顔を出すと
「あ、ごめんなさい。木陰で休ませて頂いています」と。
こちらこそお休みを邪魔してごめんなさい。。。
繰り返すうちに、どんどんお顔馴染みが増え
木の話、お花の話など致します。
外掃除をしていると
ゆっくりと歩いていらしたご年配の女性が
「桜の木を切ったの？
いつも下向いて歩いているから気付かなかったけれど
影が少ないので見上げてみたら小さくなっていたから」
あまり葉が茂ると重くなり下に垂れて
電線にかかったり
トラックの荷台に当たったりするので
今年の春、花が終わった直後に
大枝を落として身軽にさせたのです。
いろいろな方に気にかけて頂いて
幸せな木たちですね！
見上げると葉の向こうに夏の青空が。
季節はずれですが、、、
平成元年に元気に咲いていた桜たちの姿を残す作品
「平成元年 春」
写真の桜は、作品右側の木を反対側から撮ったもの。
今は３分の２くらいの高さで、枝も半分以下の量となり
不格好で、満身創痍な可哀そうな姿ですが
頑張って生きてくれていることが有り難く
感謝、感謝、感謝です！
花が咲いている時の図案しかないことに
このブログ書いてて気が付きました！
今度は
青々と茂っている時のスケッチもしてあげよーっと。
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