野球界におけるマスコミの偏向報道 | こーじ苑Ⅱ

こーじ苑Ⅱ

 福岡県田川市に あるヘアサロンうつのみやのオーナーブログです。

 スポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに.

 

 今シーズンのホークスは近藤健介や有原

航平にロベルト・オスナなど大型補強をした

にも拘らず、バファローズから15,5ゲーム差を
付けられ3位に終わりCSでもマリーンズに敗れ

2年契約だった藤本博史監督は退任となった。

 

 数字を見るとチーム打率は,248で優勝した

バファローズの,250と大差ないなど打撃の方は

悪くなかったものの防御率が3,27とリーグ4位で

あり、ブルペンは悪くなかったのに対して先発

陣は有原の10勝がチーム最多と明らかに先発

投手がゲームを造れなかったのが敗因といって

いいだろう。

 

 ところがシーズン中マスコミは藤本監督に対

する批判は多かった一方で、不思議な事に斉藤

和巳投手コーチの批判を見る事がほとんど

なかったのには驚いた。

 

 シーズン終了後に斉藤コーチは1軍投手コーチ

から新設された4軍監督に移動するなど球団と

しての処置は妥当だと思うのだが、最後まで

マスコミから斉藤コーチの責任を問う声は聞こ

えてこなかった。

 

 斉藤和巳といえばホークスにとって大エースで

ありチームの功労者である一方、引退後はTV

解説者として過ごしておりコーチ経験は今回が

初めてだから失敗する事も当然ながらあるはず。

 

 プロは結果が全てだから負ければ批判される

のが筋だが、マスコミは現役時代の実績や人気

というバイアスをかけた目で見る傾向が強く斉藤

のような実績や人気のあったコーチには優しい。

 

 日本シリーズが始まる前からバファローズの方が

3年連続で日本シリーズに進出し昨年は日本一に

なっているにも拘わらず、タイガース断然有利的な

論調が目立ったのも、岡田彰布監督が関西マス

コミを中心に人気があったからという要素が見え隠

れしてしまう。

 

 完全無欠の指揮官などいないし人間何らかの

欠点はあるのだから失敗した時は批判される

のが筋なのに、それをせず好みでバイアスを

かけたえこひいき報道を今のマスコミは平気で

しているとしか思えない。