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かんばらががんばるブログ

創業102年。宮崎県にある工務店、上原林業㈱のブログです。
“うえはら”が正式なのですが地元では“かんばら”の愛称で呼ばれ地域密着企業目指してがんばっております!

お世話になります。

12月とは思えない暖かい日が続いていましたが、最近になってようやく冬らしい寒さになってきました。

カナダは-50℃という記録的な大寒波に襲われたとか。

地球の慢性的な病気が重症化してきているのかもしれません。

SDGsへの取り組みはマストですが、環境問題に対する取り組みは待ったなしです。

 

気づけば年の瀬、今年も残すところ僅かとなりました。

今年を振り返れば業界的には何と言っても「ウッドショック」だと思います。

バイデンさんのバラマキによりアメリカの住宅需要が急増したのがきっかけで、輸入材の需要と供給のバランスが崩れ木材価格が急騰しました。

弊社のような工務店は木材との関わりが非常に深いですから、当然ながら多大な影響を受けました。

もちろんマイナスの意味で。

しかし見方を変えれば、とうの昔に輸入自由化で大暴落させられた昨今の木材価格が安すぎたという事実もあります。

お金にならない山は荒れ果て、放置林や所有者不明の山が社会問題となっています。

木材は貴重な資源ですから、適正な価格を維持し“切って植えて育てる”という循環型産業を確立していくことが大切です。

昨今、森林環境税などの国策も動き始めましたが、やはり木材価格が“それなり”の金額で取引されなければお金は回りません。

そう考えるとある程度高止まりした価格で留まるのもやむを得ないと個人的には考えています。

 

弊社はご契約後に木材価格が上昇した分は全て企業努力で吸収致しました。

ただ現状も原油高による資材高騰や半導体不足など様々な面で苦労は絶えず、一部のお客様に納期遅延などのご迷惑をおかけしております事をお詫び申し上げます。

しかしながら、新たに創設された「こどもみらい住宅支援事業」をはじめお客様にとって有益な情報も多々ございます。

それらをフル活用しながら、引き続き上原林業の英知と情熱を結集した高品質住宅をお客様にご納得頂ける価格でご提供できるよう邁進していきます。

 

最後に、今年は弊社にとって創業100周年という大きな節目を迎えることができました。

地域の皆様に支えられた賜物であると深く感謝申し上げます。

数年前から100周年に向けて計画していた新社屋も9月に無事完成し、新たな環境での歩みをスタートさせています。

そして100周年事業。

先代の想いも込めて、長年お世話になっている地域の皆様に恩返しをさせて頂きたいとの思いでお客様感謝祭の構想を温めておりましたが、コロナで断念。

あれこれ考えた末に、地域の未来を担う子供たちの力になれればと三股町を通じ社会福祉協議会へ寄付金を贈呈させて頂きました。

困難な環境下にある子供たちの希望の一助になれば幸いです。

微力ながらこの活動は今後も続けていきたいと思います。

 

一年間大変お世話になりました。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。


 

先週より郡元モデルハウスがオープンしております♪

今回のモデルは展示期間が8月22日までとなっています。

毎週土日展示となっておりますので住まいづくりに興味のある方、是非とも会場まで足をお運び下さい!

平日の内覧をご希望の方は弊社までお気軽にお問合せ下さい♪

 

 

 

更新が半年ぶりになってしまいました。

コロナの状況は変わらず、むしろ悪化の一途ですね。

宮崎は再び緊急事態宣言下となり相変わらず行動を制限せざるを得ない状況です。

仕方ありません。

大人が決めたルールによって子供たちが我慢を強いられています。

私たちも我慢を続けるしかありません。

しかし厳しい状況の中でも色々な知恵を絞って商機を広げている会社や店舗がたくさんありますね。

先日もとある経営者の話を聞いて感動させられました。

挑戦と失敗を繰り返しながらもまた果敢に挑むといった経験談でした。

ピンチをチャンスに。

言うのは簡単なのですがね。。。

やはり実践する行動力。立派に実践されている皆さんを見習って、思考と行動のタイムラグを減らしていきたいです。

 

こんな状況下ではありますが、タイトルにある通り弊社は今年で創業100年という節目の年を迎えました。

「三股製材所」として私の曽祖父、つまりひいおじいちゃんが現在の敷地で創業したのが大正10年。

その後昭和6年に「上原製材所」に改変。

昭和初期の激動の時代を経て「上原林業株式会社」として設立したのが昭和24年。

それから数えると今年で72年。

文章として書くと何ともあっさりまとめられるのですが、70年、100年というのは途方もない年月ですよね。

私は東京から戻ってまだ10年ちょっとですので私自身、社歴のほんの一部にしか携わっていないことになります。

その10年でもなかかな中身の濃いものでしたが・・。

普段仕事をしていると老舗の重みを感じる幾多の機会がありまして、それこそお金で買えるものではなくいつも有難く思っています。

積み重ねてきた信頼と実績に恥じない仕事を続けていきたいですし、それに甘んじることなく向上心をもって一歩一歩着実に歩みを進めていきます。

今年は節目として何かしらのイベントを開催する案もあったのですが、このような状況ですので全く予定は立てておりません。

ですがいつか何かしらの形でお世話になっている皆様へ恩返しをさせて頂きたいと思います。

本当にいつもありがとうございます。

今後ともよろしくお願い致します。