昨日、予定をねじ込んで観て来ました!
大喜利主体のブログで映画の話は異質なのですが、毎年記事にしているので今年もアップします。
大喜利に辿り着くちょっと前の趣味が映画鑑賞だったので名残りです!
毎年言ってるかも知れないけど
アカデミー作品賞の作品だけは1929年の第1回から全部観ているので
多少「分かってるぞ」感が出したいのかも知れません(^-^;
※ネタバレしますので
以下は観る可能性のある方は見ないで下さい!
映画、まず観ないぞという方だけどうぞ。
良かったところ
・こんなに性に全振りしているアカデミー作品賞は今までなかった。序盤はアクセル全開だったけど、ここまで振り切ったらアリかなと。今までの映画では部分的に性描写が入ると違和感を感じることが多かったけど、これは発見。
・①性に特化→②人探しのドタバタ劇→③現実的なドラマ の3部構成と思えば、粋な演出と思う。
・中盤までは観飽きることなく観られた。
・主演女優賞の演技は分かる…性的シーンてんこ盛りで、他のシーンとのふり幅もあり、よくこなしたなぁというのは思う。
気になったところ
・「オッペンハイマー」と共通して思ったけど、アメリカ人じゃないと感覚的に作品の良さが分かりきらないと思う。特にアメリカら見たロシア人の見え方や共通意識みたいなのが分からないと。
・後半はテンポが悪くなる。退屈になってきた。長い。最初が理想主体でテンポがよく、後半リアルなドロドロになって失速する構成は邦画「モテキ」を思い出した。
・終わり方が独特。多分最初が性的シーンだったので、そこに戻ってきた(しかも貧相な感じになって)という構成にしたかった気がするのだけど、全体的な特殊な構成、盛り下がり、長さ、そして露骨な性表現で誰にでもおススメできる映画じゃない。
・怒ったり罵ったりのシーンが多く、怒こりんぼ映画なので個人的には苦手。綺麗な印象が残りにくい。
・1年間の作品のトップという評価には疑問
採点
5/10点満点
・特に観る必要はない
・正直残念
・最近の作品賞だと「コーダ~あいのうた~」が誰にでもおススメできていいなあと感じた。
・「ノマドランド」「グリーンブック」みたいに車で移動するシーンが多い映画が最近多い…
3月6日追記
自分の感想をアップしたら、他の人がどう思っているかが気になって他の人の感想を色々と見てみました。
いや~、正直自分が分かってなかった(^-^;
アカデミー作品賞全部観てるとか大上段に構えたのが気まずくなっています。アハ
ただ、後で他の人の感想で補助線を引いたからこの映画が分かったということなので、
初見の分かりにくさはあると思う。
それと、褒める内容は書きやすいと思うのだけど、批判記事を書くのはアップしづらいと思うので、
そこはバッサリ批判する人がいてもいいかなあと思っています、、、貴重と言うか。