高頻度ですが、また記事をアップします。
前回、寄り道して、ChatGPTに大喜利技法を尋ねてみましたが、
なかなか的を得てる気がしたので更に質問を追加してみました。
寄り道のつもりだったのですが、しっかりその道に入ってしまった感があります。
うえ質問:
大喜利のお題が出てから回答まで、
どういう思考過程を経て回答に辿り着くのでしょうか
ChatGPT回答:
大喜利の回答に辿り着くまでの思考過程は、即興性や独自の視点を求められる創造的なプロセスです。以下に、典型的な思考過程をステップごとに解説します。
1. お題の理解と解釈
まず、出されたお題を深く理解し、自分なりに解釈します。お題が問いかけている内容や、その背景にある常識、文化的な期待などを理解します。ここで重要なのは、「普通ならどう答えるか」という常識的な解釈をすることです。常識を知ることで、後にそれを逆手に取ることができます。
- 例:お題「こんなサッカーは嫌だ。どんなの?」
- 通常のサッカーの特徴を考えます。ルール、試合展開、選手、観客など。
2. 常識や期待される回答の確認
次に、そのお題に対して「普通はこうだろう」と期待される答えや状況を思い浮かべます。大喜利ではこの「期待される回答」を裏切ることで笑いを生むことが多いです。
- 例:普通のサッカーの特徴として「試合中に選手がボールを追いかけてゴールを目指す」「審判が公平にルールを守る」などが期待される。
3. 視点の切り替え
次に、その常識を崩すために、視点を変えることを考えます。視点の切り替えは大喜利の思考の鍵であり、様々な方向からお題を捉え直すことで独自性のある回答が生まれます。ここではいくつかのアプローチを試します。
-
逆転:普通ならこうだが、逆に考えたらどうなるか?
- 例:「ゴールに入れたら負けるサッカー」や「審判が選手と一緒にボールを追いかける」など、通常の常識を逆にした状況を考える。
-
誇張:ある要素を極端に大きくしたらどうなるか?
- 例:「ゴールキーパーがゴールの何倍もの大きさでボールが絶対に入らない」など、現実ではあり得ないレベルに誇張してみる。
-
視点の変更:人間や選手の視点だけでなく、物や環境の視点に立って考える。
- 例:「ボールの視点で、蹴られたくないボールが逃げ回る」や「ピッチが傾いていて、選手全員が片側に集まる」など。
4. ユーモアの技法の選択
次に、どのユーモアの技法を使うかを決めます。例えば、言葉遊びや誇張、皮肉、逆説などの手法を選び、それを元に回答を形作ります。このステップでは、状況をどう面白くするかを考え、どの技法が最適かを判断します。
-
ナンセンス:全く不条理な状況を提示して笑いを誘う。
- 例:「試合中に選手全員がバスケットボールを始めてしまう。」
-
パロディ:既存の作品や人物を取り入れて、そのコンテクストを使ってユーモアを生む。
- 例:「選手全員がドラゴンボールのキャラクターで、ゴールはカメハメ波で吹っ飛ばされる。」
-
皮肉:現実世界の問題や欠点を面白おかしく指摘する。
- 例:「試合前に審判が選手に賄賂を要求してくる。」
5. 意外性や驚きを重視
大喜利では意外性が非常に重要です。普通ではあり得ないことや、予想外の展開を作り出すことで、聞き手に驚きと笑いを提供します。ここでは、既に考えた常識や視点をさらに捻り、最も意外な方向に展開することを考えます。
- 例:「ゴールに入ったボールがそのまま消えてしまう」や「試合中に突然選手が全員宇宙人だったことが判明する」など、予想外の展開を作る。
6. 完成された回答の確認と調整
最後に、作り出した回答を確認し、さらなる工夫ができるかどうかを見直します。言葉の選び方やリズム感、言葉遊びなどの要素を調整し、回答がより面白く、洗練されたものになるように仕上げます。
- 例:「審判が選手と一緒にボールを追いかけている」とシンプルに表現するより、「審判がボールを追いかけてシュートを決める」と最後の部分を意外な展開にすることで、より効果的なユーモアを引き出します。
思考過程のまとめ
- お題の理解と解釈:お題の内容を正確に理解し、常識的な状況を想定。
- 常識や期待の確認:通常の回答や予想される展開を確認。
- 視点の切り替え:常識を崩すために視点や発想を変えてみる。
- ユーモアの技法の選択:適切な技法(逆転、誇張、皮肉など)を選択。
- 意外性の追求:意外性や驚きを重視し、予想外の展開を作る。
- 回答の調整:言葉の選び方やリズム感を調整し、完成度を高める。
これらのステップを繰り返し、回答を練り上げていくことで、大喜利におけるユーモラスで独創的な答えが完成します。
めちゃくちゃそれっぽい気がします。
というより基本的に合ってる気がします。
大喜利分かって言っとるんかい?と疑いの目で見てしまいますが、
ChatGPTは文章生成AIで、
大喜利もモロ文章(絵回答は別として)を生成するものなので、
大喜利=人間の意を汲み取る文章生成
と言う意味では、
AIの本業と言える題材、十八番な題材だと思います。
……。
さらにふと思ったことがり、
寄り道の寄り道ですが、実験してみました。
うえ質問:
大喜利お題「こんなサッカーは嫌だ」に対して、面白い絵で回答して下さい
またもや
いや出来るんかーい!!
絵回答もできた。
シンプルな白黒の線画をイメージしてたけど、
すごいボリュームで答えて来た。
絵画じゃねえか。
要素詰め込みすぎでしょ(-_-;)
ただ、
大喜利回答としての良し悪しは置いといて、
絵のクオリティはもう優勝ですよ。
あと、こんなのも描いてもらいました。
うえ質問:
大喜利サイト「匿名大喜利」ユーザーと大喜利サイト「Laughteria」ユーザーの団体戦。
先日から、もんきちさんのブログで、
匿名大喜利チーム vs Laughteria(ラフテリア)チーム の大喜利企画
が立ち上がっています!
急に告知?
テレビ番組みたいに告知ですか??
いずれかのユーザーの方で関心のある方は、
ぜひ、もんきちさんの記事をご覧ください!
告知じゃねーか!!
…そうですよね? 無口さん
告知だよ!!
散々しゃべってるじゃねーか
児島だよ風の小ネタはいいから!
…あ、認めちゃった、告知って。
寄り道の寄り道の寄り道に逸れてしまいました。
寄り道に戻ります。
本線に戻りなさいよ
こうなったら思い切って、
大喜利の核心と思う部分をつっこんで聞いてみました。
うえ質問:
回答方法の例示ではなく、お題の中に大ウケするポイントをどう見つけ出すかを教えて欲しいです。
回答方法の例示ではないです、大ウケの元となるお題解釈の観点についてです。
ChatGPT回答:
大ウケするポイントを見つけ出すためには、お題をどう解釈し、どこに焦点を当てるかが鍵となります。お題を単に表面的に捉えるのではなく、複数の角度から深掘りし、意外性や矛盾、想定外の視点を引き出すことが求められます。以下に、大ウケするポイントを見つけるための「お題解釈の観点」を具体的に示します。
1. 常識的な期待の逆を探る
まずはお題がどんな「普通の答え」を期待しているかを確認し、その裏をかくことが有効です。お題が求める「当たり前」や「理想の状況」を理解した上で、そこに潜む意外性を探します。
- 解釈のポイント:「普通ならどうなるか?」を考える → それに反する要素を見つける。
- 例:「こんな結婚式は嫌だ。どんなの?」→普通の結婚式は祝福ムード。それを真逆に考えることで、笑いの種が見つかる。
2. 「お題のキーワード」の別の意味や解釈を探る
お題の中に含まれるキーワードの多義性や、違う意味で解釈できる部分に着目します。多くの場合、単語には複数の意味があり、その解釈を変えることで面白さが生まれることがあります。
- 解釈のポイント:「お題のキーワード」や「フレーズ」を他の意味で捉える。
- 例:「こんなバイトは嫌だ。どんなの?」→「バイト」を「アルバイト」だけでなく「コンピュータのデータ単位(バイト)」と解釈することで、意外な展開が作れる。
3. 矛盾を見つける
お題の中で明示的または暗黙的に存在している「矛盾」や「不自然な部分」に注目します。矛盾は笑いの大きな源泉です。「普通はこうあるべきだが、なぜかお題はそうなっていない」というポイントを見つけることで、面白さを引き出します。
- 解釈のポイント:お題の中に「違和感」や「矛盾点」を探す。
- 例:「こんな転生は嫌だ。どんなの?」→「転生」は普通、より良い人生を求めて行われる。しかし、転生先が「嫌なもの」であること自体がすでに矛盾している。その矛盾を極端に広げる。
4. 期待を裏切る構造を見つける
お題が設定する「期待」に反する要素や予想を大きく裏切る展開を見つけます。お題が読者や参加者に与える期待は重要ですが、そこであえてその期待を崩すことが大ウケの鍵になります。
- 解釈のポイント:「お題が期待する結果」を考え、それを崩す方法を見つける。
- 例:「こんな試合は嫌だ。どんなの?」→普通の試合は真剣で緊迫感がある。これを崩して、たとえば「審判がずっと寝ている」といった全くの裏切りを作る。
5. 主語や主体を変更してみる
お題に出てくる「主語」や「主体」を変えることで、全く新しい視点を見つけ出します。視点や立場をずらすことで、通常では考えない答えが見つかることがあります。
- 解釈のポイント:お題の主語や対象を異なる視点に置き換える。
- 例:「こんなサッカーは嫌だ。どんなの?」→通常のサッカーではなく、ロボットや動物が試合をしている視点で考えるなど、主語を人間以外に置き換えてみる。
6. 暗黙のルールや前提を疑う
お題には通常、隠れたルールや前提が含まれています。その前提を疑ったり、ルール自体を変えることで、新たな発想が生まれます。特に、大喜利のような形式では、この暗黙の部分を崩すと大きな笑いが生まれやすいです。
- 解釈のポイント:「暗黙のルール」や「常識」を疑う、変更する。
- 例:「こんな結婚式は嫌だ。どんなの?」→通常の結婚式は幸せなイベントという前提があるが、その前提を崩し、「全員が泣いている葬式のような結婚式」など、ルールを破ることで笑いを生む。
7. 極端に走らせる
お題に含まれる要素を極端に振ることで、笑いを引き出すことができます。何かを誇張しすぎること、または極端に省略することによって、通常ではありえないような状況を作り出します。
- 解釈のポイント:お題の中の要素を「極限まで誇張」する。
- 例:「こんな給料日は嫌だ。どんなの?」→「給料が1円だけ」「給料袋が重すぎて持てない」など、現実の枠を超えた極端さを生む。
8. 文脈を異常に読み取る
お題の文脈や言葉の使い方を過度に読み取って、解釈を捻じ曲げる方法も有効です。文章自体の意味を極端に解釈することで、奇抜な答えが浮かび上がります。
- 解釈のポイント:お題の一部の言葉や表現を「過剰に解釈」してみる。
- 例:「こんなデートは嫌だ。どんなの?」→「デート」という言葉を極端に解釈して、「動物園で象にプロポーズされた」などの過剰なシチュエーションに展開する。
大ウケするポイントを見つけ出すコツのまとめ:
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常識的な期待を意識し、それを崩す:お題に対する普通の期待や答えが何かを理解し、その裏をかいて意外性を作る。
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キーワードの多義性を探る:お題に含まれる単語やフレーズが持つ別の意味や解釈を深掘りする。
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矛盾や対立を見つける:お題の中で常識的に考えればおかしな部分や、対立している要素を探して、そこに着目する。
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期待を裏切る意外性を作る:お題が誘導する期待を意図的に外して、想定外の展開に持ち込む。
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視点を変える:お題の主語や視点を変えることで、異なるアプローチを見つける。
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前提やルールを崩す:お題が持っている暗黙のルールや前提を意図的に破り、自由な発想に転換する。
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要素を極端にする:お題に含まれる要素を誇張したり、極端に省略することで、面白さを引き出す。
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文脈を異常に読み取る:お題に対する解釈を過剰に行い、奇抜な視点から回答を生み出す。
このようなプロセスを通じて、大ウケするポイントを見つけることができます。
なんか、凄くそれっぽいんだよな~💦