大喜利グランプリで結果発表があったお題ですが…
お題の最後が 個性的な回答は? となっていて、
この 個性的な が肝でした。
今、
僕が基本としている回答方法は、
お題のキーワードから連想するワードを縦横で羅列していき、
それを総当たりでチェックしていくやり方。
横に「最後」
縦に「全力疾走」
と設定して回答を出そうとした。
しかし縦横ワードを羅列し、
回答しようとしたところで早々にやめた。
個性的な の存在。
個性的な の解釈はボケの原石をどうにでも加工することが可能。
縦横の組み合わせは意味をなさないと考え、このやり方は中止した。
管理人さんが僕のやり方への対策として
意図的に設定したのかと自意識過剰に思ったりもした。
んなわけない。
ただ僕も、
何にも頼らない旧来のボケ方も残していて、このことが大事だった。
Googleスプレッドシートを使った機械仕掛け一本だと手詰まりだった。
けれども
旧来のやり方はただ普通にボケを出す方法というだけで、それだけの話。
それならば…
縦横軸が通用しないお題に備えて、
もう1つタイプが違う回答方法を生み出すべきだと思った。
それから 最後に の扱い。
結果的にこれを横軸に設定したのは間違いだった。
これは全く重要じゃなかった。
お題解釈を間違えてキーワードを勘違いすると、
その後、全部ボタンの掛け違いになる。
もう一つミスを犯していて、
僕のボツ投稿作に
最高裁をバックに、格好よく「勝訴」と出したくて
というのがある。
最後に もちゃんと汲まないといけないと思って、
最高裁(=この後がない最後だから)
をしっかり明記したけど、これが一番余分だった。
そのことよりも(優秀作1位の)
テレビカメラに出す という分かりやすさ、柔らかさこそ大事だった。
キーワードを汲もうとするあまり、表現が固くなってしまった。
そこは犠牲になってる。
そして、仕上げる力の重要さ。
それから、
「全国高等学校帰宅選手権…
の回答は創造性が高く、秀逸だったと思った。
機械仕掛けでは出せそうもない。自由発想の力。
縦横軸のやり方の対極に存在しているボケで、
こういうのも出せるようじゃないといけない。
創造性の高いボケも毎回意識して出した方がいい。