ロックギタリストのあるべき姿

ロックギタリストのあるべき姿

×Smart Aleck×ギタリスト植田歩幸が綴るバンドのギタリストとしてのエッセンス。

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こんばんは、×Smart Aleck×うえでぃーです。
少しだけ久々な気がしますが本日も書きます。今晩も×Smart Aleck×結成時のお話の続きです。

電車の中で大好きなSRVを聴きながら書きます。

前回のを読んでいない方は

【◉7 昔のお話(第1夜)
【◉8 昔のお話(第2夜)

をまずは読んでくださいね。

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というわけで、確かあれはちょうど今頃2月のお話だったような気がします。

ライブにも誘われぬままコピーながら曲のストックと気合いだけが溜まる一方だった頃の朗報でありました。

初ライブの心斎橋DROPでの演奏が決まり、早速セットリストの作成会議であります。

当時のメンバーは4人だったので、「とりあえずそれぞれやりたい曲をピックアップしてやろう!」と嵐のような気合いとは裏腹にベタな意見に概ねの賛成が出ました。

少し話がそれますがこの当時から現在、小溝とサポートメンバーを迎えてのふたり体制になるまて1度も崩していないプライドというか理念があります。

それは
自分たちのやりたい曲をやる。
ということです。

自己中心的な考え方かもしれないのですが、今まで1度もやりたくない曲を音源化したことはありません。結構普通じゃね?と思う方も多いかもしれませんが現代の音楽業界たるもの俗に言う"売れ線"を意識した楽曲は多いものです。とても大切なことですけれどもね。

聴くのはお客様なので。

でも僕たちはそれを何故か頑なに拒んできました(笑)色んな人に「もっとポップでギターもクランチ気味でアルペジオを主体にした方が良いよ!」と言われてきました。それなりに他人様の意見は取り入れる×Smart Aleck×はそこだけは守りません。

だから僕個人のギタープレイは大好きな海外ギタリストのスタイルを主にレスポールで分厚い音で攻めるスタイルであります。

反抗するわけではなく、単に
自分たちがやりたくない音楽では楽しめない
という賛否両論ある呆れた理由です。ただそれだけです。

だから×Smart Aleck×のオリジナルの楽曲は音源化されているものは現在18曲ありますが、どれひとつとして意に反した楽曲というものは存在しません。

なのでそこに共感してくれた方が今の×Smart Aleck×を好きでいてくれているものだと信じています。

話は戻ります。
ライブ当日、気合いを入れて乗り込んだ楽屋でお客さんなんていないので取り置き表を空欄でばーんとカウンターに出しその時を待ちました。

結局×Smart Aleck×初ライブのセットリストは確か..


1.American Hero / RIZE
2.ROLL / ポルノグラフィティ
3.PANAMA / VAN HALEN
4.Suzi / EXTREME
5.Decadence Dance / EXTREME



だったと思います。
ロック、パンク、ハードロック、ポップスの見事な融合です。
まるで中華料理に納豆が登場するような統一感のなさですね。

高校生コピーバンド大会みたいなもので、もちろん優勝する気ではいたのですがおそらくぼろ負けやったかなと思います。
しかもトップバッターだったような気がします。(この1年後リベンジをして結局優勝しギター最優秀賞を頂きオリジナルiPodも頂きました(笑))

めっちゃ悔しいと同時に客席にメンバーと同じ人数ほどのお客さんしかいない光景に幕が開いた瞬間絶句したのを覚えています。

でもとても楽しかったのも半分でございましてなんというかライブ中のあの空気感と言い、これがライブか!となってとても興奮していたのを鮮明に覚えております。

その日のライブ終わりは確か、ドラムの森川宅近くの公園で夜な夜な色々語ったはずです。
思った以上に冷静に考えてみると反省点しか出てこなかったのでたまにの沈黙にも耐えながらひたすら4人で、より正解に近づく答えを模索していました。

未だにもちろん模索だらけですがこの時は「とりあえずここはこうやろ!」という初歩的な部分が多すぎて洗いざらいしながら反省点を探しました。

ちなみに未だにMDなら僕の家にその時の音源があるので、聞いてみたい方はそっと僕に言ってみてください。笑いが止まらないと思いますよ。

その時はライブには結果も出せなかったしもう誘われないかなーと思っていました。
すると当時のスタジオ店長の岸上さん(前回の記事参照)がまたライブに誘ってくれました。

ここで×Smart Aleck×にとって大きな大きな出会いがひとつありました。×Smart Aleck×がオリジナルを作り始めたきっかけを作ってくれた方です。

尼崎Deepaでのライブでした。
当時のスタジオのスタッフさんたちで結成されたコミックコピーバンド"NAMIKOSEA"というLUNA SEAの楽曲をめっちゃおもろく完全再現するイベントだったのです。

そこには五陸守さん、僕らはごりっくさんと呼んでいますがギターマガジン付録DVDの教則映像などでも演奏されてるMI JAPAN講師のプロギタリストの方もいました。この後も何回かご一緒させてもらいましたがまじで上手いの一言です(笑)

そして先ほどの大きな出会いのバンドさんはおっちゃんバンド"VELVET LIAR"さんでした。

未だにスタジオでたまにお会いした時は僕と小溝はタバコの火を光のスピードで消して起立、礼をするほど頭の上がらないバンドさんです。

またこのバンドさんめっちゃかっこええのです。
当時、ライブハウスで観たバンドさんの中で最も迫力があり口を開けたまま見入ってしまうほどのパフォーマンスでした。

メンバー全員、当時唯一の高校生だった僕らを打ち上げに連れて行ってくださいました。

独学で音楽をやり続けていた僕と小溝、そして当時のメンバーが初めて人に音楽を教わった日でもありました。

めっちゃくちゃ優しい方たちで、×Smart Aleck×の一生頭の上がらない大先輩バンドの最上級に位置している方々です。

その後3回ほどご一緒させてもらうのですが確かその日は、22:00頃から打ち上げが始まって朝まで色々音楽について教えてもらいました。
そんな時VELVET LIARさんのgt.シンさんがこんなことを突然口にしました。

「おい、自分らオリジナルの楽曲作りなはれ!若いもんが若さで押し切れるような自分たちの曲を作らんでどないするねん!」

僕らは唖然としました。
ライブ経験も少ない自分たちにオリジナルなんて作れるのか。

しかしながら気合いだけは一丁前な×Smart Aleck×。右も左も分からないままその日帰ってから僕はオリジナルの作曲に取り掛かりました。

結局その流れでその日に完成して、だんだんと形を変えた僕らの代表曲が出来上がりました。



それが"MASTER"アレックでした。

..第4夜に続く
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こんばんは( ̄Д ̄)ノ
×Smart Aleck×のうえでぃーです。引き続き今宵も×Smart Aleck×結成のお話をどうぞ。

前回のを読んでいない方は

【◉7 昔のお話(第1夜)】
をまずは読んでくださいね。

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というわけで、早速小学校以来の同級生小溝にボーカルを頼みに行きました。

頼みに行くも何も同じクラスだったので気付くの遅すぎるやろと思いながらも、交渉を持ちかけてみたのです。

「久しぶり!よかったらうちのバンドでボーカルやってや!ありがとう!」

まあボーカルやしええポジションやし間違いなくやるであろうと推測していた僕の考えとは裏腹にこう返ってきました。

「いや、俺ロック知らんしやめとくわ。」

その当時、僕が聴いていた音楽は親父に影響を受けまくった洋楽のハードロックでした。

●EXTREME
●MR.BIG
●Whitesnake
●Gary Moore
●Deep Purple
●TOTO
●VAN HALEN...

書き出したらキリがないくらいの横文字の羅列でございます。

まだおとなしいところで
●Brack Crowes
●Damn' Yankies..

とこれまたよくわからん横文字の羅列です。

一方小溝は当時Mr.Childrenのような邦楽を含めthe Beatlesなど、これぞ音楽!と言ったポップス街道まっしぐらだったわけであります。

しかも彼すでに別でブラックビーンズか何かよく覚えてませんがバンドをすでにやっていたのです。

これは引き抜き工作ではないのか。


と一瞬頭をよぎりながらも、引けを取らずこれまたじっくり断り続けられながらもひたすらに、1ヶ月弱懇願し続けた結果、とりあえずふたりでスタジオにはいることになりました。

ポップス弾き語りシンガーとハードロックギタリスト夢のコラボでございます。

というわけで何故かこのスタジオでふたりがはじめて演奏した曲は

スピッツのチェリー

この時すでにハードロック一筋、大音量万歳の僕はちょこんと椅子に座りアコギを抱えておりました。

正直なところ何に折り合いがついたのかはっきり覚えてないのですが、このチェリーがきっかけで最も苦戦を強いられた小溝も晴れて×Smart Aleck×の仲間入りでした。

ここから本格的に(?)×Smart Aleck×の活動が始まるわけなのですが、コピーバンドでしかもまずは出演方法も分からないけどライブハウスにいつ声を掛けられても大丈夫なように、毎晩毎夜メンバーで誰かの家に必ず集まってはYouTubeやDVDでひたすら色んなアーティストのライブを見まくっていました。

本当に毎日毎日。
この弾き方はダサいとか歌うまいとか。

学校の授業で睡眠を取り、バイトがそれぞれ終われば、楽器を持って集まりあーだこーだとやっていたのです。そんなのを長いこと繰り返して行くうちに、ライブやったことないくせにスタジオで合わせた曲は膨大な数になっていました。

●VAN HALEN
●EXTREME
●MR.BIG
●Mr.Children
●ポルノグラフィティ
●ジャンヌダルク
●RIZE

....

気付けば僕が家で毎日MR.BIGなどの洋楽ハードロックをかけていたのもあってか、小溝や野尻はハードロックの格好良さに目覚めていました。森川はすでに好きではあったのでお互いハードロックのええアーティスト情報やCDを交換していました。

こうやって改めて書いていると、それはそれは青春であったなと思い出します。

山奥にある高校でしたので、全員バス通学を余儀無くされていました。なのでその時間はイヤホンを付けて、毎週毎週増えていくスタジオでの曲をひたすら覚える→授業で仮眠→下校→バイト→メンバーの誰かの家に集合、曲を漁る、練習→登校の繰り返しでした。

そして週末はスタジオ。
ライブ決まってないのにです。めっちゃ下手くそやし、なんかたまにアンプから音出ないし毎度毎度四苦八苦してはなぜか笑えておりました。たまにケンカもしました。

そうしてるうちにとある人物に可愛がってもらえるようになり出します。

当時のスタジオの店長の岸上さんです。今でもお付き合いはあります。この前のレコーディングにもふらっと遊びにきてくれたりともうほんまに1番最初からの×Smart Aleck×を知ってくれている貴重な人物であり、個人ごとながら"うえでぃー"というニックネームの名付け親でもあります。

photo:01


※ちなみにその時のレコーディングの写真です。左から岸上さん、僕、×Smart Aleck×レコーディングエンジニアの方です。

ある日、岸上さんに「僕、VAN HALENが大好きなんです!だからスタジオでもよくやってるんです!」と休憩中にふと話していました。

ここでVAN HALEN知らない人のために軽く補足しますね。

本名はエドワード・ヴァン・ヘイレン。ニックネームでエディ・ヴァンヘイレンと主に呼ばれていました。ハードロックギタリストの本物の第一人者でタッピング奏法の生みの親。マイケルジャクソンのBeat Itでもギターを弾いています。偉業を語り出したらキリがないのですが、当時1980年代までロックミュージックというのはクールに決めるのが当然。
そんな中世界のロックギタリストではじめて"ステージ上で白い歯を見せ笑顔でギターを弾いた"人です。現在、日本含め世界中のライブで笑顔の一面をアーティストが見せるのが当たり前なのは彼の型破りな発想からくるものでなのです。ちなみにまだ生きてます。去年ジャパンツアーで日本に来ております。

話は戻り、店長岸上さんとこう言ったエディ・ヴァン・ヘイレンの話をしてた時のことでした。

岸上さんがふとこう言いました。

「植田くん。うえだ。うえだ。。エディー。。これからうえだの"うえ"と"エディー"を合体して"うえでぃー"な!そんなニックネームに恥じないくらい立派なギタリストになってーよ、まじで。」

これがうえでぃーの由来なのです。まだまだそんな立派ではないですが(笑)いつかこのニックネームに恥じないようなギタリストになりたいですね。

ちなみに余談ですが今、僕が足下で使っているエフェクターのパッチケーブルは全て岸上さんオリジナルハンドメイドの特製パッチケーブルでございます。

そして岸上さんが突然こんなことを言ってくれました。


「そういえば今度ライブハウスでコピバンイベントの大会あるんやけど、スタジオから飛び出してライブ出てみたら?」


僕らはスタジオのソファーに腰かけ息をのんで固まっていました。
今考えれば大げさすぎますが、1年くらいライブの誘いもないまま、スタジオに入っていたのはこういう時のためでした。

しかも初ライブはどうやら大会??元々あったモチベーションがさらに倍増して爆発するような喜びでした。

×Smart Aleck×初ライブは、コピバンイベントの大会。
場所は心斎橋CLUB DROP

ここから猛練習が始まるのです。

それは2008年のちょうど今くらい。とても寒い日のことでありました。


...第3夜に続く
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こんばんは。
×Smart Aleck×のうえでぃーです( ´ ▽ ` )ノ

今宵はこの前のツイキャスで結構聞かれながらも、時間制限などもありましてあまりお話出来なかった×Smart Aleck×結成のお話です。

ただし長いので何度かに分けます(笑)

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時は2007年に遡ります。
この時僕はまだ高校に入学したてでした。

ギターは中学2年生から全くよくわからんまま触ってはいましたので一丁前にバンドもやっておりました。


Apple Mint Medley(AMM)

という超絶ポップネーミングのバンドでございました。

当時の友達(現在も仲良いんです)と皆でなけなしの小遣いを出し合って、バンドスコアを買ってはなんかよくわからんままスタジオでジャンジャカやっていました。

その時は
●ボーカル
●リードギター←これ僕
●サイドギター
●アコースティックギター
●ドラム
●エレクトーン

というベース無し、ギター多すぎという最強の布陣でお送りしておりました。

お送りもなにもスタジオの照明を落として、ストロボのレンタルが無料と聞くや否やストロボを借りてライブごっこを毎週夕方に繰り広げていただけですが。

中学を卒業して、もう少しちゃんとバンドやりたい!と思いまだそんなに入学したての高校の皆がそんなに仲良くもない春から必死こいて、レスポールを調達する資金(これについては前の記事をみてください)を集めるバイトと並行して行いました。

風の噂で「○組にベースやってるやつおるで」と、後に長い時間を過ごすことになるそいつの存在を聞いたので話したこともないまま早速

「はじめまして、バンドやろう!」

とそいつに言ってみました。
※そいつやとかなり書きにくいし、別に今も仲悪いとか全然ないので野尻と思いっきり本名出します。

すると野尻は

「ん?誰?ええわ。」

とボソッと1言。あまりの愛想の悪さにいきなり誘ったこっちがムカつくほど天才的な悪役雰囲気をかもしだしたリアクションでした。

ただ僕の性格的に、特に当時
【自分がやりたいことはどんな手を使っても成し遂げ隊】
を謳歌していたのもありまして簡単には引き下がれず、2週間ほど毎日しつこく誘い続けました。

人間とは面白いことにお互いが一歩たりとも引かぬ闘いを繰り広げる中でも、長期戦になれば謎の友情が芽生えるものです。

野尻は14日目にこう言い放ちました。
「俺の好きな曲やれるならしゃーなしな。なら今日俺の家でちゃんとリーダーとバンド名決めよう。」

植田歩幸、この時16歳。
【完全に形成逆転、主導権を握られる】という小さな敗退です。

その日の夜に野尻宅に行きました。当時まだ今のレスポールを持っていなかったのでテレキャスを入れたソフトケースを担ぎチャリンコ全力疾走でした。

でもこの時、自転車にまたがり春の夜風に吹かれながら心よりウキウキしていたことは忘れもしません。

早速ギターとベースのメンバー2人、名も無きバンドの一大ミーティングが始まりました。

野尻は切り出しました。
「まずは、バンド名やろ!これがないと活動もくそもあらへん。」

こいつ思ったよりやる気あるやないかーい( ´ ▽ ` )ノと心の中で思いながら早速ふたりペンと紙を取り出し考えにふけりました。

30分経ってもふたりともその体制から微動だにしないくらいひらめきがなかったので、入学時に買わされた分厚い英和辞書を野尻が取り出しました。

「これで適当に開いたページにある1番かっこええ英語をバンド名にしよう!」

反論の余地もなく議会は可決となりました。

よし!という掛け声とともに開いたページの両端には[S]の文字。

じっくりそのページを眺めた後で、確かちょうどど真ん中辺りにあった言葉をふたりがほぼ同時にピックアップしました。


Smart Aleck


これやーーーーーー!!

意味は【自惚れ屋】
なんかよくわからんけどええやん(笑)と結論づいたわけです。

どうやら昔中小企業でたいしたこともない業績で威張り倒していたアレックという実在の人物から出来た熟語だそうです。

なんとなくSmart Aleckだけやと寂しいから両サイドに×を付けてバンド名は完成しました。

そしてそこで改めて気付いたのです。



俺たちはまだふたりではないか


と。

僕としては8人くらいの壮大なバンドにしたかったのですが、そんなことも言ってる場合ではないのでとりあえず最低限のボーカルとドラムです。

案外ノリに乗ってる野尻が阿波踊りを踊るかのようなテンションで口を開きました。

「知り合いにドラムやってるっぽい奴おる!すぐ電話しよう!」

と言ってガラケーを取り出しておもむろに電話をかけ始めました。

とにかく野尻が電話口でそのドラムをやってるっぽい奴にひたすら「ドラムやってや!頼むわ!」とお願いして約10分。

「ドラムやってくれるってさ!」

と野尻が叫んだ瞬間、まるで真夏の死闘で甲子園優勝を果たした高校生のように抱き合ってはしゃぎました。

このドラムは森川。
2012年に×Smart Aleck×がキャパ2,500人を誇る渋谷公会堂という大舞台でライブをした後、現在東京に暮らす彼の家で僕が4日間共に過ごすほどの今でも仲の良い友達です。

「ボーカルは俺が探すわ!大丈夫!歌歌うの好きなやつなんてなんぼでとおるがな!」

と野尻に伝え、まずは僕と野尻、そしてドラマー森川で新しいボーカルをいつでも祝福できるようにとスタジオを押さえて、曲を溜め込もう!作戦でスタジオをすぐに借りました。

ボーカルも未決定の×Smart Aleck×初の演奏曲はポルノグラフィティのメリッサでございました。

翌日からとにかく僕は、必死に中学ならの知り合いや高校の同級生に聞き込みを始め3日ほどでとある人物に辿り着きました。

中学は別だったのですが小学校が一緒で高校で再び同級生となった奴でした。

小学校一緒やったし誘いやすいしラッキー!と思ったのも束の間"そいつ"は思った以上に頑固で短気でとにかく話しにくい奴だったのです。

そう、"そいつ"こそ現在も×Smart Aleck×のフロントマンであり続ける人間。





小溝でありました。


..第2夜に続く..
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こんばんは、×Smart Aleck×のうえでぃーです( ´ ▽ ` )ノ

昨日は今年のアーティスト写真撮影でございました。
しかもめっちゃええ天気で奇跡的にあったかかった!

毎年、この時期に春っぽい服装でくっそ寒い中の撮影なので外の時は風邪ひきまくりボンバーやったので最高でした。

ずばり、今年のアーティスト写真のコンセプトは

地元西宮を巡る旅

でした。

というわけで色んな場所で写真を撮ることが出来ました。

ダム周辺を歩きながらの撮影とか。途中、母校である甲山高校にもお邪魔できたりとゆったりした撮影でかなり満足です。

甲山の頂上公園まで20分ほどかけて険しい山道を登るのはほんまに死ぬかと思いましたが(´・_・`)←

山頂でポカポカ陽気の中、芝生で撮影とか超ポップ。

ほいでほいで晩飯はカメラマン含め、U.Kカフェ。

安いのにボリュームが半端なくてかなりの満足感。
しかもそのレストランで撮影までさせて頂けました( ´ ▽ ` )ノ

わーい@ 'ェ' @

かなりファンキーなお店やったので山などで撮影していた昼間に比べかなりロックテイストになってるかと思います。

またまた順にアップしていくのでお楽しみに♪( ´θ`)ノ

で!本日のメインテーマ( ´ ▽ ` )ノ

昨日のツイキャスですよツイキャス!

思ってた50倍くらい楽しかったですよ、まじで。

初回から120人ほどが観てくれていてとても楽しかったですぜ。

30分は短い気がするので来週からまずは変更点!

×Smart Aleck×
サタデーナイトバーVIP
毎週土曜日22:45~23:30ツイキャスより配信!


45分に変更しまーす。
昨日みたいにカバー織り交ぜて披露もして行くのでお楽しみに。

ちなみに昨日は

root-Romance / ×Smart Aleck×
高嶺の花子さん / backnumber


を演奏させてもらいましたー!
大好評で良かった。たくさんのコメントもありがとーう。
基本的にうちのツイキャスはコメント拾って行くからバンバン昨日みたいな形で放送できると嬉しいですな。来週は泣ける曲やりますので(笑)←

僕のアカウント@Fuyuki_SAからツイキャスに飛べるのでそこからお願いしますー♪

途中でこんな話聞きたい!とかあれば昨日みたいにぶっこんで貰えたら、PCから小溝とふたりで常に確認してるので話して行きますねー。

ではでは今日はこの辺で( ´ ▽ ` )ノ
最後は先日の滋賀のライブ写真が出来たのでそちらを貼ってお別れです。読んでくれてありがとう。ちゃおちゃお!

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というわけで気持ちだけでもとりあえず今年中に100回更新出来るように書きます。

またまた相変わらず23時に自動的にこのブログはアップされてると思いますが、ただいま残すところあと1回の大学生活の帰りの電車です。

大好きなGary Mooreの名盤"Still Got The Blues"を聴きながら。

残念なことにツアー中のスペインのホテルで2011年2月頃に睡眠薬の過剰投与でホテルで亡くなっているのが発見された、伝説のギタリストのひとりです。

その時期は僕もたまたまお隣ポルトガルにいた頃で、朝のカフェで新聞を手に取ると大々的に
【Gary Mooreが亡くなった!】
と取り上げられていてあまりの衝撃にまだ少し残ったトーストを片手に、留学先のコインブラ大学のパソコンルームに走りvo.小溝くんに「ゲイリームーアが死んでもた!」とメールを送ったのをよく覚えています。

彼は世界一その場の感情をギターで表現出来るとてもとても素晴らしいギタリストでした。

photo:01



今なお世界のトップクラスで活躍するギタリスト達も彼が楽屋にいると聞けば、楽屋のドアの前にそ行き彼がウォーミングアップでひとりでギターを弾いている音をこっそりレコーダーで録音するくらい素晴らしいギタリストです。

ハードロックを経てブルースに身を置いてからが特に彼は素晴らしいですので、ギターを弾く方はぜひぜひ一度聴いてみてください( ´ ▽ ` )ノ泣けるギターとは彼のギターにあります。

まさかの序盤をGary Mooreの宣伝に使ってしまいました←

去年8月の×Smart Aleck×"ABV 東京編"での僕のギターソロタイム"It's Time For LesPaul"で最後に弾いたおとなしめのフレーズは彼のタイトルソング"Still Got The Blues"をほぼそのまま引用して弾きました。それくらい好きなのです(^ー゜)

あかん、好きなギタリストについて書き出すとキリがないのでまた興味あれば言ってもらえればそれだけの記事も長々書くので←

そういえば今年、×Smart Aleck×が大々的に目標として
ガチ勢100人作るぞ!
というのを掲げているのは、しつこく書いているのでご存知の方も多いでしょう( ´ ▽ ` )ノ

先日、Twitterをたまたま見ているとうちのライブによく来てるお客さん同士で呼びかけあって
×Smart Aleck×ガチ勢増やし隊
というのを作ってくれているのを知りました。

めっちゃシンプルな言葉ですがとても嬉しく、感動しました。

僕らが提示した目標をお客さんも共に協力して作り上げてくれているらしくて驚きました。

まさかそんなことを要求してもいないのにやってくれているなんて感謝の言葉では足りないほどに光栄なことであり、よく小溝とも話しますが×Smart Aleck×はお客さんや周りの環境にとても恵まれているなと改めて実感しました。

文面で恐縮ではありますが本当に本当にありがとうございますm(__)m

少し時間はかかるかもですが必ず×Smart Aleck×が皆さんをでっかーいでっかーい素敵なステージにご案内するのでその日まで、そしてそれからも応援よろしくお願いします。

頑張るための源がまたひとつ増えたような気がします。

ちなみにこのガチ勢増やし隊、多分すでに大阪だけではないので入ったろうやないか!と言ってくれる方はどこに住んでいても言うてください。伝えますので(笑)

今まで関わってこれたたくさんのお客さん、そして関係者の皆様に2014年の終わりで
「また1歩成長できたぞー!」
と胸を張って報告出来る、そんな1年にして行くのでどうぞよろしく( ´ ▽ ` )ノ

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では今日はこの辺で(^ー゜)
ちゃおちゃお!


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