ブログネタ:今、世界を何とかしなくてはいけないとしたら、何を解決すべき? 参加中本文はここから
一色一生/志村 ふくみ
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染色芸術家の志村ふくみさんは
桜を材料にして見事なピンクの染料を作り出し
布を染めてみせてくれます。
志村さんは著書「一色一生」にこう書いておられます。
以前桜でもそういう思いをしたことがありました。
まだ折々粉雪の舞う小倉山の麓で桜を切っている老人に出会い、
枝をいただいてかえりました。
早速煮出して染めてみますと、
ほんのりとした樺桜ような桜色が染まりました。
その後、桜、桜と思いつめていましたが、
桜はなかなか切る人がなく、
たまたま九月の台風の頃でしたか、
滋賀県の方で大木を切るからときき、
喜び勇んででかけました。
しかし、その時の桜は三月の桜と全然違って、
匂い立つことはありませんでした。
その時はじめて知ったのです。
桜が花を咲かすために樹全体に宿している命のことを。
一年中、桜はその時期の来るのを待ちながらじっと貯めていたのです。
植物にはすべて周期があって、
機を逸すれば色はでないのです。
たとえ色は出ても、精ではないのです。
花と共に精気は飛び去ってしまい、
あざやかな真紅や紫、黄金色の花も、花そのものでは染まりません。
友人が桜の花弁ばかりを集めて染めてみたそうですが、
それは灰色がかったうす緑だったそうです。
幹で染めた色が桜色で、花弁で染めた色がうす緑ということは、
自然の周期をあらかじめ伝える暗示にとんだ色のように思われます。
これを読んでこんなことを考えました
空がいくら青くても、海がいくら碧くても
そこに行って触れてみると少しも「あおく」ないということ
もしかして、目に見えていると思っていることは全て思い違いや錯覚で
見えないところに真実が隠れているのではないかということです
そんな観点で世の中を見回すと、
あまりに実績主義、成果第一に偏り過ぎてしまったと思う
大分県教委の汚職はそんな世の中が染め出した色なのだと思う
生きることの喜び、他者を尊ぶこころを教える
教育者が為すべきことがわからない
これこそがこの世界の何を解決すべきかを指し示している(朝倉総理風)と思う

