卒業してまで、上田ゼミが懐かしくブログを書かせていただきます笑
先日、2012年度上田ゼミ卒業生のうち関西在住の6名と上田先生を含めた7人で集合して
久しぶりに懐かしい思い出を語り合いました。
学生時代の話に留まらず、それぞれの近況報告や将来の話まで時間がいくらあっても足りないくらい楽しかったです。
勉強面では先生にご迷惑しかかけなかった我々ですが、こうして今でも集まれる友人ができたのは本当にいいことだなと感じました。
大学時代は、毎日会えたので、そのありがたみに気づくことはありませんでしたが・・・笑
そういえばせっかく集まったのやから写真とればよかったな笑
久しぶりに覗いたブログでは、海外志向の強い現役の学生さんたちのブログ等を拝読して、僕自身も元気をもらいました。
お会いする機会があれば、ぜひお話を伺いたいものです。
次回の上田ゼミ会はぜひ現役の学生さんも参加してくださいね。
これからもよろしくお願いします。
廣重 芳樹
上田です。
経済学部の『父母会会報』No.102(2013.5)に掲載したエッセイを、許可を得て転載します。
新入生のご父母向けに書きましたが、実は、ゼミの皆さんを意識して書きました。「ゼミの教科書は読んでくるように・・・」というメッセージです。
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新入生のご父母の皆様、お子様の同志社大学経済学部へのご入学おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
ここ数年、学生と接していて強く感じることがあります。それは、最近の若者たちが、将来に対する大きな不安を抱えながら学生生活を送っているということです。青春時代に、個人的な悩みや不安はつきものですが、昨今の学生は、それに加えて、日本の将来に対する漠然とした不安を持っているように感じます。
これは、高度経済成長やバブルの時代を経験しておられるご父母の皆様の世代との、決定的な違いでしょう。
経済大国としての地位の後退、少子高齢化による人口減少や社会保障費の負担増、中国の影響力拡大、韓国メーカーによる追い上げなど、若者が、日本の将来を楽観視できないのも無理からぬことです。そして大学に入学して数年後には、厳しい就職活動が待っています。
近年、「グローバル人材」という言葉を耳にするようになりました。日本企業の海外進出が当たり前のこととなり、それに対応した人材育成が求められています。経済学部では、この点を視野に入れ、学生を様々な形で海外に送り出す活動に力を入れるようになりました。
それでは企業が求める「グローバル人材」とは、どのような人材でしょうか。私は、日本でも海外でも企業の方とお目にかかるときに、必ずこの質問をするようにしています。多くの方が指摘するのが「高いコミュニケーション能力」という点です。裏返して言うと、今の若者にはコミュニケーション能力が劣っていると、企業側は認識しているようです。
コミュニケーション能力とは、単に語学力にたけているということを指すのではありません。例えば、自ら問題点を発見し、対処法を考え、論点を整理し、それを相手に伝える能力ということです。相手に伝える手法も、プレゼンテーションなどの口頭による伝達と、文章による伝達の二種類に分けられます。
「大学で勉強したことは、社会に出て役に立ちますか?」。学生から、良く聞かれる質問です。確かに、経済学の教科書で学んだ知識を、そのまま職場で使う機会はほとんどないかも知れません。
しかしながら、難解な専門書を熟考しながら読破し、自らの考えを構築していくという作業は、コミュニケーション能力を養うために欠かせない過程です。また経済学部では、演習などの少人数の授業において、プレゼンテーションや論文作成を指導します。従って、自分の考えを教員や他の学生に伝達する力を養う絶好の機会となります。
コミュニケーション能力に限らず、大学の学びの場では、在学生が自らの可能性を高めるチャンスが数多く存在します。若者人口が減少する時代に入り、日本の大学は、生き残りをかけて学生向けの有意義な企画やサービスを提供するようになっています。
しかし残念ながら、多くの学生は、それに気付いていないようです。彼らは、漠然とした不安を抱えながら、就職活動の時期を迎え、その時に、慌ててエンジンをかけ始めます。就職活動の時期になってから、企業が求める「コミュニケーション能力の高いグローバル人材」を目指しても、それを短期間で達成することはできません。
ここで言及したグローバル人材は一例にすぎません。お子様が、卒業後、どのような進路を目指すにせよ、その目標に近づくために大学教育がお手伝いできることはたくさんあるはずです。どうか、宝の山である大学教育の場で、機会を逸することなく有意義な大学生活を送って頂きたいと願っております。