早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程1年制を修了し、本日学位授与式に出席してきました。


学位記を受け取った瞬間、ズシッと重みを感じました。
アカデミックガウン、似合ってますか?


夫もオフのため、一緒に来てくれました!

春学期、授業のため3ヶ月豊田市の自宅に帰ることがでませんでした。
年末年始も論文の執筆作業に追われ、ピリピリムードに文句も言わず、それどころか励ましてくれました。

夫の理解なしでは、大学院に行くという決断はできませんでした。
夫のサポートなしでは、修士号を取得することはできませんでした。

だいちゃん、本当にありがとう!


1年間指導をしてくださった間野義之教授。
いつもどんなときもあたたかく、優しい言葉をかけてくださいました。
間野ゼミに入ることができて、本当に良かったです。

間野先生、ありがとうございました!


修士課程修了のみんなと大隈講堂の前でカメラハッ

素晴らしい同期、そして、ゼミの仲間たちに恵まれました。
苦しいとき、そっと支えてくれました。
諦めそうになったとき、ぐっと背中を押してくれました。
みんながいたから頑張ることができました。
みんなと一緒にこの日を迎えられたことが嬉しいです。

同期のみんな、間野ゼミのみんな、ありがとうございました!

1年間という限られた時間の中で、単位を取得しながら研究を進め、論文を書く。
仕事をしながら、別居婚をしながら、一言でまとめてしまえばかなりハードな日々でした。
しかしながら、自分が大好きなことを大人になって学ぶことはこの上なく贅沢で、充実した日々でした。

大学院に行ったからこそ、より仕事にも熱中することができ、新たな目標を見つけることもできました。
そして、すでに仕事として取り組んでいることもあります。

今のタイミングでなければ、通えていませんでした。
今のタイミングだからこそ、出会えた人たちがいました。

10年前、大学を卒業するときには大学院に進むことなんてまったく想像もしていませんでした。
学びたいと思えばいくつになってもいくらでもチャンスがあるということを知りました。

まだまだ学びたいことがあるので、そのうちまた学校に行くと思います。
人生には限りがあります。
一生学ぶ気持ちを持ち続けようと、改めて誓いました。

大学院で学ぶことに批判的な人がたくさんいました。
「大学院に行くことで、芸能活動を諦めているように見える」
「大学院に行っていることが鼻につく」
そんなことを直接言ってきた人たちもいました。
私は理解に苦しみました。

「大学院に行ってるから、番組を大事にしていない」
「大学院に行ってから、死んだような目をしている」
これらも直接言われたことですが、意味不明でした。笑

仕事と大学院はまったくの別物。
大学院に行ったからこそ、より仕事の時間が楽しくて、今までの中で一番自然な笑顔で臨むことができていました。

「大学院に行っている」=「スケジュールない」=「忙しい」=「疲れている」=「番組に対してやる気がない」
こんな謎の式を作り上げる人もいました。
素晴らしい想像力だと思います。

自分の視点からの材料だけを集めて、自分の主観だけで解釈をすることはやってはいけないことです。
ましてや、その解釈を押し付けたり、あたかも真実のように伝えるのはもっといけない。
研究の世界だけではなく、どんなことにも通ずることだと思います。

当たり前ですが、誰かを困らせようと思って通っていません。
「少しでも誰かの役に立ちたい」
「そのためにできることを増やしたい」
「人に何かを伝える立場として、自分のフィールドを持ちたい」
ただただポジティブな気持ちで選択をしましたし、この1年必死になって取り組んできました。

この悔しさは一生忘れません。
これからの私の人生で、必ずや証明してみせます。

いつもみなさまからのメッセージに励まされて今日を迎えることができました。
同じように大学院に通っている方たちのコメントを読んで、「やるしかない!」と自分自身を奮い立たせてきました。

たくさんの応援、本当にありがとうございました!


入学式のときの写真。
髪、伸びたなぁ〜。


竹内まりえ