昨日は、広島東洋カープの25年ぶりの日本シリーズ進出決定という、素晴らしい瞬間に立ち会うことができました。
金曜の夜だというのに、歓楽街・流川は静かでした。
地元の方も、「いつもはもっとおるんじゃけどねぇ。」とおっしゃっていました。
自宅で観戦している方が、多かったようです。
この日は、横浜DeNAベイスターズが完封勝利をあげました。
一夜明け、広島の街全体にそわそわしているような雰囲気が漂っていました。
広島は子どもの頃から何度も訪れている馴染みのある場所ですが、いつもと何かが違う感じ。
午前中、球場内で練習を見学させていただきました。
風も穏やかで、日差したっぷり!
選手たちは、リラックスした様子で練習していました。
試合開始は、13時30分。
ちょっとわかりづらいのですが、スタジアムの入り口まで人の列が途切れることなく続いています。
開場前から、球場の外にはたくさんの人がいました!
もちろん、コンコース内はこの状態!!
赤いユニフォームを着た人でびっしりと埋め尽くされていたマツダスタジアム。
歓声が地面の底から湧き上がっているようでした。
適度な日差しとそよ風、そして歓声の心地良さに、実は、途中ちょっとだけ居眠りをしてしまったのは、ここだけの話。笑
3塁側の外野と内野の境目あたりで観戦していたのですが、応援のパワーの大きさを感じました。
いつもは内野席のバックネット裏あたりのチケットを買い、静かにスコアブックをつけながら観戦しているのですが、今回はやめました。
熱量をしっかり感じて、受け止めて、頭に、胸に刻もうと決めていました。
8対7でカープが1点のリードを守ったまま迎えた、9回表・2アウト1塁。
カープにとっては、あと1つアウトを取れば勝利という場面。
反対に、ベイスターズにとっては1発出れば逆転という場面。
野球の神様は、いい試合にドラマのようなシーンを演出してくれるんです。
最後のバッターは、ベイスターズの4番・筒香選手。
初球のフルスイングを見て、「この場所にいることができて、幸せだなぁ。」と心から感じました。
フルスイングの三振に、このファイナルステージの戦いのすべてが凝縮されていたように思います。
カープの抑え・中崎投手のピッチングも、気迫あふれる素晴らしいものでした。
どちらのチームも、本当に素晴らしいプレーを見せてくれました。
勝ったカープの選手はもちろん、ベイスターズの選手たちの全力プレーが、試合をより一層素晴らしいものにしたと思います。
ファンのみなさんもお互いをリスペクトし合っていて、球場は祝福ムードに包まれていました。
今思い出しても、ゾクゾクします。
25年ぶりの日本シリーズ進出、おめでとうございます!!
帰るときも、球場周辺は、人、人、人!!
カープファンのみなさんは、喜びつつも、どこか落ち着いている印象を受けました。
もう、すでに心は日本シリーズに向かっているんでしょうね!!
昨日はそのまま広島に残り、流川で食事をして、飲んできました。
前日がうそのように、街は赤いユニフォームを着た人だらけでした!!
広島駅で、今朝の朝刊をばっちりゲット!
帰りの新幹線の窓から見えたマツダスタジアム。
グラウンドにはシートが敷かれ、昨日のことが夢のように感じるくらい静かでした。
パリーグでは、日本ハムが勝利をおさめ、これで日本シリーズのカードが決定しました。
今シーズンのプロ野球も残りわずか。
最後の最後まで、2016年シーズンを楽しみたいと思います。
野球まりえ