女史の憂国論的「エセー」のバックナンバーを探し出して拾い読む
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亡国の悲劇とは、人材の欠乏から起こるものではなく、その人材を使いこなすメカニズムが機能しなくなるから起こるのだ
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治世の賢臣
乱世の忠臣、、、、なる言葉
いつの時代にも才能があり、浮利を顧みず、忠義を尽くすヒトザルはいます。
太平記の時代ならば、南朝方の「三木一草」、宋代ならば「亡宋の三傑」、、、面倒ですから個々の名前やエピソードは略します。
忠臣と呼ばれる方々は皆さん、、、名を後世に残したとは言え不幸な末路。
特段名を惜しんだわけではないだろう。
楠木正成の末期の言葉は(後年誤った使い方を喧伝されたが)....七生報国
また、南宋期最大の英雄的武将であった悲劇の岳飛は背中に刺青.....尽忠報国
こちらの方は当時の敵国の武将の逸話ですから、当然ながら無視された。
ゆえに、韓愈のこの随想の一節が今に残る