クルクミン
アルツハイマー病は、脳の神経細胞の中に特殊なゴミが溜まることで発症するが、そのゴミを溜まりにくくする。
油で炒めると効果倍増!
乳製品入りがなお良い。
’04年に金沢大学の研究で発見され、マウスの実験でもその効果が証明されている。
ノビレチン
肥満や花粉症などに効果が期待されている成分ですが、最近の研究から認知症の予防効果があることも判明。
シークワーサーの皮は果実の30倍含まれる。
〜以下、引用〜
「認知症の中で最も患者数が多いアルツハイマー病は、脳の神経細胞の中に特殊なゴミが溜まることで発症します。
カレーなどに入れるターメリックというスパイスに含まれるクルクミン。’04年に金沢大学の研究で発見され、マウスの実験でもその効果が証明されている。
『カレーをよく食べるインドでは、認知症の人が少ない』という論文も出てきているんです。もちろん、私も週に2~3回は昼食にレトルトカレーをチンして食べています」
「検査の精度が上がり、近年では認知症予備軍といわれる『MCI(軽度認知障害)』の診断もできるようになりました。
「検査の精度が上がり、近年では認知症予備軍といわれる『MCI(軽度認知障害)』の診断もできるようになりました。
MCIの患者数は、全国で約400万人に及ぶ。うち約50%は5年以内に認知症を発症することが分かっています。
私たちは、いかにこの半数の人たちの発症を遅らせることができるか、そもそも認知症を発症させないためにはどうすればいいか、という研究も行っています。
実は、40代からの過ごし方で、認知症を予防できる可能性が出てきたんです」
「認知症の新薬開発が難航していることで、何とか食品によって認知症を予防できないかという方向に舵(かじ)が切られ、世界中で研究が盛んに行われるようになっています。もともと、『レミニール』など、既存の認知症治療薬は、花の球根エキスから作られています。どのような食品が認知症の予防に有効かが模索されている中で、最近、新たに注目されているのが『クルクミン』なんです」
すでに気づいた人もいるのではないだろうか。ターメリックの和名は「ウコン」。二日酔い対策にウコンを日常的に飲んでいる人は、知らず知らずのうちに認知症の予防を兼ねていたことになる。さらに、カレーでクルクミンを摂ることで、より予防効果が望めるというのだ。
「クルクミンは油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。カレーが苦手な人は少ないですし、どんなカレーにもターメリックは必ず入っているので、外食でもレトルトでも、食事から手軽にクルクミンを摂取することができる。カレーは理想的な認知症の予防食なんです。
レトルトを選ぶ場合は、乳製品や大豆も認知症の発症リスクを下げるというデータが出ているため、チーズやヨーグルトが使われているカレーにすれば、クルクミンとの相乗効果も期待できます。
家で作る時も、カレーの中に乳製品や大豆を入れるといいですね。市販のカレー粉にはターメリックがすでにブレンドされていますが、そこにターメリックの粉を小さじ1杯程度足してもいいかもしれません」
※乳製品に関しては国立長寿医療研究センターが’97年から行っている研究で、一日当たりの乳製品摂取量が128g増えると、認知症の発症リスクが2割減るという結果が出ている。
※乳製品に関しては国立長寿医療研究センターが’97年から行っている研究で、一日当たりの乳製品摂取量が128g増えると、認知症の発症リスクが2割減るという結果が出ている。
さらに、
「認知症の予防には、同時に『頭を使う』ことがポイントなんです。そうすると、脳の神経細胞の突起が増えて神経ネットワークが広がります。人とコミュニケーションを取る時は頭を使っていますから、会話を楽しみながら食べる。一人で食べる時は、仕事の企画を考えたり、旅行の計画を練ったりするのもいいでしょう。私は病院でカレーを食べる時は、論文を読むか、原稿の内容を考えています」
「クルクミンの過剰摂取は、肝障害を起こす可能性もあります。
「認知症の予防には、同時に『頭を使う』ことがポイントなんです。そうすると、脳の神経細胞の突起が増えて神経ネットワークが広がります。人とコミュニケーションを取る時は頭を使っていますから、会話を楽しみながら食べる。一人で食べる時は、仕事の企画を考えたり、旅行の計画を練ったりするのもいいでしょう。私は病院でカレーを食べる時は、論文を読むか、原稿の内容を考えています」
「クルクミンの過剰摂取は、肝障害を起こす可能性もあります。
たとえ身体に良いとされる食品でも、摂りすぎれば毒にもなります。
特にウコンを日常的に飲んでいる人や、脂肪肝や肝機能障害がある人は量や回数を控えてください。
肝臓に問題のない人は、カレーを1日おきに食べるくらいでちょうどいい。だから僕は週2~3回なんです(笑)」
さらに、認知症を予防する、もうひとつの注目成分が「ノビレチン」。
「ノビレチンは、肥満や花粉症などに効果が期待されている成分ですが、最近の研究から認知症の予防効果があることも判明し、改めて注目されています。
さらに、認知症を予防する、もうひとつの注目成分が「ノビレチン」。
「ノビレチンは、肥満や花粉症などに効果が期待されている成分ですが、最近の研究から認知症の予防効果があることも判明し、改めて注目されています。
神経細胞の活性化による記憶障害の改善作用や、アルツハイマー病の原因となる脳に溜まるゴミを抑制する作用があることが分かってきました。
シークヮーサーの果肉を絞ったジュースも良いのですが、皮には果実の30倍以上のノビレチンが含まれているので、皮ごと絞ったり、マーマレードで食べるほうが多く摂取できます」
認知症は、高齢になってある日突然発症するわけではない。
認知症は、高齢になってある日突然発症するわけではない。
原因となる脳のゴミが溜まり始めるのは、発病する20~25年前から。
「自覚症状がないだけで、脳には40代から少しずつ異変が起きています。この頃から、予防効果のある食品を摂り、慢性的な睡眠不足を避けることが重要。そして日頃から駅やオフィスで階段を使って有酸素運動を取り入れたり、脳にゴミが溜まりにくい生活習慣を身に付けていれば、認知症から逃れられる可能性が高まります。脳細胞にはアルツハイマー特有の変化が起きていても、症状として出てくる前の段階で食い止め、未病のまま一生過ごせる可能性がある。私たちはそこを目指したいと考えています。ゴルフや社交ダンスは認知症予防には最適なスポーツなので、運動不足が気になる人は趣味にすることをオススメします」
「自覚症状がないだけで、脳には40代から少しずつ異変が起きています。この頃から、予防効果のある食品を摂り、慢性的な睡眠不足を避けることが重要。そして日頃から駅やオフィスで階段を使って有酸素運動を取り入れたり、脳にゴミが溜まりにくい生活習慣を身に付けていれば、認知症から逃れられる可能性が高まります。脳細胞にはアルツハイマー特有の変化が起きていても、症状として出てくる前の段階で食い止め、未病のまま一生過ごせる可能性がある。私たちはそこを目指したいと考えています。ゴルフや社交ダンスは認知症予防には最適なスポーツなので、運動不足が気になる人は趣味にすることをオススメします」


