奈良市東部の正暦寺を出て、山沿いを南下。
石上神宮前を通って、天理市柳本町の釜ノ口山 長岳寺へ。
やっと受付に着きました。
旧地蔵院前を通過して、本堂へ向かいます。
柳本の東方、釜口山にあり、俗に釜口大師と呼ばれています。本尊は阿弥陀如来で、真言宗です。この寺は淳和天皇の勅願によって天長元(824)年6月、空海が釜口氏の廟所に精舎を建て真言道場として開いたのが始まりとされています。
旧地蔵院前を通過して、本堂へ向かいます。
楼門。
中世には広大な寺領を有し、室町時代には楊本氏の外護に預かりましたが、応仁の乱や文亀3(1503)年2月の兵乱で仏閣が炎上しました。天正8(1580)年には三百石の石高を秀吉に没収されましたが、慶長7(1602)年8月に徳川家康によって寺禄として百石を与えられました。
振り返ってみました。
本堂が見えます。
元禄7(1694)年には東山天皇女院の御願により、本堂が再建され、安永(1772~1781)年間には寺坊が普賢院以下40ヶ院となり、天明(1781~1788)年間には普賢・地蔵・蓮花・地宝・自性・明王・知足の7ヶ院となりました。明治6(1873)年、寺録を廃され、本寺および塔頭が普賢院・自性院の2ヶ院となり、その後、搭頭も廃され、本寺のみとなりました。
昇殿します。
こんな感じです
京都の養源院でも見たなぁ。。。
本堂前の様子。
(ネットから。)
本尊 阿弥陀如来。
現存する日本最古の玉眼仏☝️
実はこれ、☝️古代に古墳のなかに安置されていた石棺の蓋石なのです。長岳寺周辺には柳本古墳群と呼ばれる全国有数の古墳群があり、中世以降、そのいずれかの古墳から運び出された石棺に仏さまが刻まれました
第五十三番。
see you again 👋