『To Row〜二匹の狼〜』北海道公演。
全日程、無事に終了いたしました。
たくさんの応援、本当にありがとうございました。
初演から約3年、当時はこの作品がこんなに大きくなるとは思ってもおらず、この北海道という地で、自分の初めてだらけで苦しんだ作品を、新しい仲間たちとともに作り上げることができ、戦い抜けたこと、こころより誇りに思います。
あの日から、自分は成長していたのだろうか。
作品の一部として機能していたのだろうか。
再演というのはあまり経験したことがなく、同じ役を2回もやらせてもらえるというのは、なかなかにないことだと思っています。
とは言えキャストもゴロッと変わってますので、ただただ作品名が同じだけ、こいつはいわゆる新作だと。
そういう気持ちで臨んだ今作でした。
正直なところを言いますと…確実に成長はしていたなと、思っています。
エゴではなくて、残ってる感覚と比較してみてわかるものと言いますか、なにより槍を振るのが楽しくて仕方がなかった、という感覚が答えかなと。
敵対する人たちと武器を通して戦うというのは、会話とはまた違った会話が生まれていくことのような気がしました。
絡みのみんな、新八、龍馬、近藤さん、土方さん。
みんなバケモンみたいな人たちでした。
毎度楽しかったけど、千穐楽が1番左之助は楽しんでいたかなと。
それが1番かなと思います。
史実的に、左之助は28歳、もしくは29歳で戦死しています。
と言うことは、左之助が生きたかったであろう、人間としての時間の世界を、ぼくは歩んでいる可能性があるということで、なんかロマンチックですよね。
そんなぼくが、原田左之助としてこの世界で生きられたこと、ほんと奇跡ではないかと思ってしまいます。
原田はこんな感じで生きているぜという提示を今作でできたことが、素直に嬉しいです。
たくさんの素敵な仲間に囲まれました。
板状での絡みは全部楽しかったなあ。
とは言え龍馬戦の前は、久しぶりにずっと緊張してたなあ。笑
ひっくるめて、本当に素晴らしい時間でした。
一緒に北海道という土地も楽しめました。
絶対にまた来ますので、プライベートでも、お仕事でもお邪魔した時には、少しでも力になれたらと思っています。
たくさん北の大地にパワーもらっちゃいましたからね、恩返ししないと。
あらためまして、『To Row〜二匹の狼〜』応援ありがとうございました!
またお会いしましょう!