あらためて、ヘタリアという作品に携われている幸せを感じている。
そして噛み締めている。
ぼくはなんでいつも、初代ありき、って言うのか不思議に思ってる方も多いと思います。
リリイベも無事に大盛況のもと終わらせていただきましたので、ちょこっと小話程度に聞いてもらえるといいなって思ってます。
おそらく、今日という日でグレートワールドが一つの区切りをつけることができたと、個人的には思っている節があります。
作品はどんどん続いていくし、ヘタリアの区切りというよりかは、本当にグレートワールドの区切り、という感覚です。
ぼくと初代は、ドイツで出会う以前に出会っています。
それはプライベートでも、役でも、とても深い関係を持ってやってきてます。
努力する姿も知ってるし、一生懸命突き進む姿も知ってるし、ドジるところも知ってるし、何よりヘタリアが好きなのも伝わってきていました。
嬉しそうに、つらかった稽古のことを話してくれました。
あれはすごくいい作品だから!と、ひっきりなしに言っていました。
悠介がドイツで本当に良かったと言ってくれました。
いろいろ彼からいただきました。
そもそもを考えたとき、彼が引退しなかったら?
ぼくはこの世界には入れたのでしょうか?ということでした。
おそらく入れなかったと思います。
彼がいたら彼のまま続投の可能性が高かったでしょう。
たらればの話ですが、ぼくの中では、その思いが1番強く芽生えています。
しかしそうはならなかった。
そしてぼくにお話が来ました。
そこで彼のことを思い出さないわけがないじゃないですか。
あんなに楽しそうに話してくれてた作品の後継に選ばれるかもしれんということは、それだけ彼がお客様に与えた幸せをそのまま引き継ぐに値することだと。
しかも前述の関係です。
リスペクトしないなんてありえないじゃないかと考えました、ことGreat Worldに関しては。
そういうのもあって、ちょっと苦しんだ時もありました、正直なところ。
世界に飛び込むのは簡単なことではなかったけど、彼がそっと隣にいてくれるという安心感を得たかったかのかもしれません。
ある意味では苦しんだけど、それ以上に彼が辿って来た軌跡を、ぼくはドイツを通して感じられた感謝があります。
Great Worldで、ぼくが個人的にお届けしたかったのは、彼も見えるぼくのドイツ、ということでした。
そんなテーマを勝手に作ってやっていました。
料理に例えてみますが、急に味が変わるといろいろびっくりするいうか、舌が追いつかない感覚を持ちたくなかったと言いますか。
だから、急にぼく色を出すのが嫌だったところはあります。
彼ありきのぼく。
これをずっとこころに秘めてやって来ました。
そして今日ですね。
イベントで司会をさせてもらえました。
ドイツだからってことで。
とても居心地が良かったのです。
第1弾で歩んで来たみんなの空気にぼくが入るのは、いわゆる違和感が生じるのは当たり前っちゃ当たり前だと思ってたところ、前述の思いを背負ってGreat Worldを全うさせてもらい、今日まで間が空き、いざイベントでみんなと再会すると、あれ?という感覚があったのです。
フッと落ちて来た感じがして、なんかこう思っちゃったわけです。
ああ、初代が宿った、って。
こころに秘めながらやって来たことは、きっと間違いじゃなかったんだなという、ひとつの正解を教えられた感覚でした。
なので、今日で、個人的なGreat Worldは終わり。
次のNew Worldでは、初代が宿った、ぼくのドイツをお見せすることができるでしょう。
それくらい自信に満ち溢れられるパワーをもらえました。
彼はおらずとも、役はいます。
ひとつの役で、ひとつずつ作品を全うしたドイツは、やってみないとどうなるかはわかりませんが、ひとつのビッグバンが起きそうな予感がしています。
こんなに早く稽古したいと思ったのは初めてかもしれません。
本当に今日のイベントには感謝してます。
参加できて良かった。
殴り書きのようになりましたが、思いを全部文字に起こした結果です。
非常に読みづらいと思いますが、読んでいただいて感謝です。
正直なところをいうと、初代って口に出すことは減るかと思います。
なんてったって、宿ってますから。
自分のことを自分であーだこーだいうのはちょっと違うと思うので、これから先の発言にもご注目いただけたらと思います。
長々と失礼しました。
これからも応援よろしくお願いいたします。
上田悠介
今日のお手紙、プレゼント受け取っております!
ありがとうございますー!
Danke!!
GW!!