イブステEp.3
「SCHOOL REVOLUTION Hello 神様 僕は ここにいる!」

劇場での全16公演、オンラインシートでの全4公演
御来場 御観劇 御視聴
そして、沢山の応援を本当にありがとうございました。

イブステ版SOARAで学園生活を送れた事、放課後の望と廉の2人の時間を過ごせた事

 宗像廉 を演じさせて貰っている植田にとってとても嬉しい出来事でした。

そして、大先輩でもあるツキステのスクレボ名物 特別授業 。

日替わりシーンとは違い、
役の状態で、当日発表される課題に挑戦するシーン。

自分達の中に、各々演じているキャラクター達が台本ではない台詞を自由に話し息をする あの時間 は本当に幸せでした。





宗司と望と廉
がお当番。


宗司は、複数いる場面では廉の側にいることが多く
廉を安心させる存在がまさしく兄のような宗司でした。




望とは、2人きりになったとき
初めて2人の関係性が描かれておりました。
望は凄いです。
SOARA5人でいるときは 望 なのに
廉と2人きりになると、空のようにまっすぐ前をみて導いてくれたり、守人のように優しい眼差しをくれたり、宗司のように安心を与えてくれます。

廉が何を求めているのか、彼には全てわかってしまうようです。


望にとっての廉はどういう風に見えているのか、気になりますね。


ここからはライブの話を…




「 音楽 をはじめよう!」

千秋楽に守人が言ったこの言葉が

今の僕らの全てだったと思います。

色んな事がありました。
でも、あの時の瞬間は
これが全てでした。

ライブ中、廉はポジション的な都合ももちろんあるのですが
良く周りのメンバーを見ています。

その中で
守人先輩と宗兄と目が合う時が、なかなかにエモーショナルな瞬間なのです。


宗兄と目が合う時
彼の目は、挑発的な目をしています。

「楽しんでるか?もっと楽しめ!!」

みたいな目です。



守人先輩と目が合う時
彼の目は、本当に優しいのです。
例えばエリアルの2人で歌うパートでギターを弾き歌いながらの状況でも必ず廉に目線をくれます。

「一緒に楽しもう!」

と言葉聞こえてくるほどに、安心させてくれます。




望と空先輩について

望とは勿論目が合う瞬間はありました。
ただ、望とは目が合うよりももっと不思議な関係を築けていました。

それは、廉がピアノを集中して弾いているときに必ず見てくれているのです。

自分が鍵盤に目を向けている時、視界の端で必ず望は廉の事を見てくれている事を感じていました。
それと同様、望がベースに集中している時は廉が望を見ています。

お互いがお互いの見せ場で必ず見合っている…

望と廉だけが築ける視線のやり取りがライブ中にはありました。



そして、空先輩

ライブ中、空先輩と目が合うことが1番少ないです。
これは悪い意味合いではありません。

SOARAの先頭で、ただ真っ直ぐ前をみてひたすらに突き進んでいるからです。

ライブ中の空先輩の背中を見れるのはSOARAメンバーだけ…
いや、もしかしたら宗兄と廉だけかもしれません。

その背中を見ていることが3年生を送る会バンドから変わらない、SOARAの形です。





カーテンコールの挨拶でも少しお話ししたのですが、改めてここに認めます。

「劇場版SOARA」という作品で
宗像廉という少年と出会いました。
薄幸の美少年、という肩書き?を持つ彼を演じる上で

時に
手を取り合い 向かい合い 同じ方向を見て、
劇場版SOARA ツキ帝2 Ep.2
と3つの作品を同じ歩幅で歩んで来ました。

今回の Ep.3
で初めて、自分の中にいる 宗像廉 に置き去りにされた瞬間がありました。

芝居とライブ

どちらの中でもで。

初めて見る彼の背中は

薄幸の美少年

という言葉とは程遠いほどに
キラキラで美しかったです。

彼にとって 青春の神様 が4人いるように

今の自分にとって
青春の神様は 宗像廉 という存在です。

その事に気づけたのは


このような状況下だったからかもしれないし

半年前の公演延期から、誰一人として変わらずに公演ができたからかもしれないし

そして、どんな状況でもイブステを愛して応援し続けて下さった皆様がいたからです。


本当にありがとうございます。

2020
本当に色々な事がありました。
でも、いつか
この年を思い出す時やこの年を誰かに話す時

「青春の神様」に出会った。

その神様が

最高の仲間に
最高の景色に
最高の瞬間に

出会わせてくれた。


と話すんだと思います。

本当にありがとうございました!!





劇場版SOARA
イブステ版SOARA
キーボード担当
宗像廉 役 植田慎一郎