このブログは
舞台「少年ヨルハ」
舞台「君死ニタマフ事ナカレ零_改」
どちらも知っている方でないと理解出来ない内容となっております。


舞台「君死ニタマフ事ナカレ零_改」
のパンフレット座談会の最後に書いてある。


二号はハクジにとってありたい姿だったのかもしれない。 


「少年ヨルハ」二号 と 「君死ニ零_改」ハクジ
の共通点について…


その共通点は、お互いが大切だとは微塵も思っていない
「あるモノ」への渇求でした。



2人の人格、生い立ち何もかも真逆の様な2人です。


二号は

アンドロイド
求めたものは「誰も傷つけない世界」
そして、力ではなく自分を受け入れてくれる存在

差別という概念が存在しない世界で仲間を殺す為だけに作られた特別なアンドロイド



ハクジは

人間
求めたものは「差別のない世界」
そして、自分の理想(大切な存在)を守る為の力

差別が当たり前の世界で大切な人を守る為に暴力という選択を肯定した普通の少年



お互いが求めていた

二号が求めた「存在」をハクジは持っていた
ハクジが求めた「力」を二号は持っていた

無いモノねだりの両極端にいる2人でした。



お互い

求めた「モノ」を得た時に何を失うかまでは理解していなかった様です。





惨酷な渇求だったんですね。



植田の勝手な解釈ですので鵜呑みにはしないようにして下さいね。笑

最後にもう一つ、
本当に本当に勝手な解釈?ですが、
この2人の心象に

君へ / 柴田淳

という曲がピッタリだったなと思っております。

もし、興味あれば聴いてみて下さい。



舞台「少年ヨルハ」二号 役
舞台君死ニタマフ事ナカレ零_改」ハクジ 役


植田慎一郎