最初に取り上げるのはどこにしようかと迷った末、このブログのテーマと通じる部分のある場所を選んでみた。
岩下の桜並木跡。
……と言われても、その付近に住んでいる人以外はピンと来ないかもしれない。
場所は、上田市街地から東御市方面へ向かう国道18号……の隣を並走している道路。
市街地方面から国道18号を行くと,大屋駅・丸子方面に向かうときに右折する信号よりもやや手前の辺り。
ここがどんな場所かは、自分が拙い言葉で説明するよりも、次の画像を見てもらった方が早いだろう。桜並木跡に掲示されているパネルのうちの一枚である。
地域の人々に愛され、守られ続けてきた桜並木。
自分も小学生の頃(そんなに頻繁にではないけれど)通った思い出がある。
地域のシンボルとして、この桜並木はいつまでも残っていてほしかった。
それでも、木の老化や道幅の狭さからくる危険もあり、国道のバイパスとして交通量も多く、大屋方面に住む多くの小学生の通学路ともなっていたため、木を伐採して道路を拡幅するという選択はやむを得なかったと思う。
どんなに大切にされている物でも、移り変わる時代の中で永遠に残り続けることは難しい。
それでも、今も多くの人の心のなかに美しい思い出として残っているし、在りし日の姿をパネルとして遺すことで忘れまいとしている人たちがいる。
今は、そんな人たちの気持ちがよく分かる。



