先日、仕事場の電話の料金の最後の引き落としがあった。これで、毎月のその電話料金が引き落とされることはなくなる。

 

40年近くである。こちらに帰ってきて自宅の一部(私の書斎)を事務所として、家に2回線の電話があった。ファクスもあったから3回線(これはかつての職場につけてもらった回線、辞めるにあたって取り外した)。1年少し経って、出かけるようになり、家にはほとんどいなくなって、夜使うことが多かった。深夜2時か3時ころまで打合せのようなことをしたこともあった。それで6時半頃起きて、新幹線に乗ってでかけた。夜は、11時前に帰ってくるということが多かった。

 

睡眠時間が欲しいと切実に思ったのはもちろん大学受験勉強をしたときと、父や母が緊急入院をしたときである。仕事のときは、新幹線の中で眠ることが多かった。

 

と、固定電話の話がそれた。帰ってくると、電話がよく入っていた。留守電もときどき入っていて、○○だが、連絡をくださいという旨のものがあり、弱った。どうしようかと思って教え子に話したら、留守電にしなければいいんですという。以後、そのようにした。

 

しかし、私に連絡を取らなければならないといった電話も中にはあるから、気になっていて、何年前からだったかナンバーディスプレイにして、必ず確認するようにした。面倒であったが、続けた。途中でいやほとんどの私が折り返しの電話をしなければならない人は私の携帯番号を知っているから、この電話にでなければ、携帯にかかってくると思うようになった。

 

それでも、たまにナンバーディスプレイに表示されると、気になり、ネットでどこからか確認していた。

 

その必要がなくなった。が、さきほども、元事務所に行って電話を見てしまった。もうつながっていないんだが。

 

家の電話は、ほとんどセールスの電話であり、困ったもんである。