午前からの講義に出席した
聴講生のコメントを見ると、
いまだ勘違いしている者がいるようなので、
ここで改めて断っておこう。
私は、5月26日のブログでも綴っているように、
助手の山田に対して、
いかなる感情も持ち合わせていない。
あるとすれば、社会にとって迷惑な存在を
保護、観察するという義務感のみである。
先日の一夜村の事件においても、山田が
「どうしても上田先生様と契りを交わさせていただきたい」
と土下座しながら言うので
仕方なく同行を許してやったに過ぎない。
この高尚なブログで恋愛の話題が出ると、
すぐ山田と結び付けようとする者がいるが、
私にとっては甚だ迷惑な話である。
改めて言う。
山田は恋愛の対象になどならない。
現に昨日も激しい罵り合いをしたばかりだ。
ふんっ、あのジャジャ馬娘め!
世界一の天才を愚弄するなど、身の程を知れ!
それが例え、夢の中の出来事であっても、だ。
ともあれ、諸君が今日の講義を受けたことによって、
恋愛という刺激から生命の根源的な活力を見出し、
引いてはそれが、我が国の経済および文化に
少なからずプラス効果をもたらすことを願う。