中国の古代の医学百科事典というべき
「黄帝内経素問」のなかに
「四氣調神」という言葉が書かれています。
この言葉は、東洋医学の養生学の
基本的精神のことです。
「四氣」とは春夏秋冬の四季に特有な
氣(気)候のことです。




「調神」というのは人間の精神と
からだのリズムを整えることです。
そうすると、季節とこころとからだを
調和させることが
健康で元氣に日々を過ごすための秘訣
であると言っているわけです。
春にはすべてが生まれ、
夏には成長し、花開き、
秋には実り、そしてそれを収穫し、
冬には大切に貯蔵します。
この一連が季節に特有の氣であるわけです。
この氣の移り変わりに私たちは
自分たちの氣を調和させて
過ごしていけばよいのです。
からだの「こわれたところ」を直そうとするのが、
西洋医学ならば
「こわれている」なら「こわれた」からだなりに
生きていこうとするのが
東洋医学。
そして東洋医学の根元にあるのが
陰陽・五行という考え方なのです。
五行による養生の考え方には、
と
調和して生きていこう
とする知恵が働いています。 =つづく=