Royal Concertgebouw Orchestra in Carnegie Hall | マンハッタンのランダムウォーカー

Royal Concertgebouw Orchestra in Carnegie Hall

オランダの交響楽団、ロイヤルコンセルトヘボウが2月16日、17日、カーネギーホールにてコンサートを行いました。


マンハッタンのランダムウォーカー
写真、NewYorkTimesより


私とゴックは、16日の演奏を聞きに行きました。


Royal Concertgebouw Orchestra
Mariss Jansons, Chief Conductor
Janine Jansen, Violin


SIBELIUS Violin Concerto
RACHMANINOFF Symphony No. 2 in E Minor


アンコール
PROKOFIEV Commodo (quasi Allegretto) Sonata for Two Violins in C Major, Op. 56 (with Royal Concertgebouw Orchestra Concertmaster Vesko Eschkenazy)
SIBELIUS Valse triste, Op. 44, No. 1


前回、ベルリン・フィルを聞きいた時、感動したものの、「これがベルリン・フィルなの?」と疑問が残るという、若干の後味の悪さがありましたが、今回は、もう感動だけ!


演奏が始まるなり、鳥肌が立ちました。音が緻密で深い。楽器のことはよく分かりませんが、弦楽器ってこんなに、まろやか、ふくよか、且つ、繊細な音が出るんですか?特に、誤魔化しが効かない小さい音を出す時の美しさと言ったら筆舌に尽くし難い。また、管楽器、特にホルンの奥行きのある音。これが、ロイヤルコンセルトヘボウの音なのかと、ただただ感動しました。


観客の拍手も盛大なものでした。