巷で感じるAppleの凄さ
5番街のアップルストアの前を通りかかると・・・・・
年末だからか、人盛り。家族連れも多く、アップルストアの前で記念写真を撮る家族も。
五番街で、店頭での記念写真で思いつくのは、<ティファニー>ぐらいです。
私がNYに来た頃、3年ほど前、電車に乗ると、日本で殆どの人が携帯をいじっているように、NYではipodをいじっている人が多くて驚きました。
アップル製品の人気はipodだけでなく、その後、家のご近所、アッパーイストのスタバに行くと、パソコンを持ち込んで使っている人達の、パソコンを見ると殆どマック。また、コロンビア大学ティーチャーズカレッジのカフェに行くと、学生が持っているPCの殆どがマック。ウエストチェスターの高級住宅街にある小学校に通う女の子に「日本の学校とアメリカの学校何が違うの?」と聞くと、「パソコンの数が違うの。すごいいっぱいでね。リンゴちゃんのマークが入ってるの。」とのこと。
「アッパーイストのスタバの客」、「ティーチャーズカレッジの学生」、「ウエストチェスターの小学校の児童」、この3タイプの利用者ついて、それぞれ推測すると・・・・・・
推測1:「アッパーイストのスタバの客」
おそらく地域住民で、高収入会社員、若しくは、良い学校に通っている学生。おそらく、会社内でも高いポジションにつくと思われる方々。会社でマイクロソフトを使用し、プライベートでマックを愛用している。だから、マイクロソフトからマックにリプレイスされてもOKだと思っている。
推測2:「ティーチャーズカレッジの学生」
卒業後、学校の先生や大学の教授になる。マックを愛用しているので、学内のPC導入を決定する場合、マックを支持。そして、学生も学内に設置されているマックに慣れる。
推測3:「ウエストチェスター小学校の児童」
最初に使えるようになったパソコンがマック。その後もマックを利用し続ける可能性大。学校でマックを使用しているので、親は子供用にマックを購入。そして、親自身もマックの利用に慣れる。
要するに、この3タイプの利用者から、企業、学校、家庭の場で、マックへのリプレイスや新規ユーザー獲得が進む気がします。そして、PC市場でマックのシャアが、更に拡大するのではないでしょうか。これは、NYだけのことなのか、他の州でも起こっているのか分かりませんが。。。巷の様子を見てると、アップルの販売戦略の凄さを感じずにはいられません。