カメ拾っちゃった!! | 卯月のブログ

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神奈川在住の主婦、卯月かりんの日常です。
石けんライフや旦那と一緒に勉強しているアイヌ文化のお話、愛する北海道や日常に起こった出来事など、まったりゆったり書いて行きます。あ、更新もゆったりかもです(汗)。

ここ数日、旦那と今後の計画を立てて、不安要素が強いのでブルーになってました。下手するとけっこう持ち出しになるかもしれんので。

それで今日は朝からあちこち電話して郵便局や役所へ行って、必要書類をゲットしたり相談したりしてたんですが、もう疲れてグッタリ。うつっ気も出てフラフラになっちゃいまして、ほとんど無言でとらんね殿に掴まって下を見ながら帰り道をトボトボ歩いていたら・・・

いきなり左の視界からでかい亀が「ゴトゴトッ」と音を立てて転がり落ちてきました、ええっ!!!!????

そこは一軒家が並んでいるところで、そのうちの一件のお宅の数段ある階段から落ちてきたようです。
「え?え?」と、旦那としばしパニックになりましたが、亀は道路の中央へガンガン歩こうとするので足で防ぎながら、そのお宅のチャイムをピンポン。
「すいません、亀がお宅の目の前の道路にいるんですが、お宅の亀でしょうか!?」と言ったら窓からオバちゃんがのぞいて「ウチに亀はいません!!」とピシャッ!!

・・・暴れる亀の甲羅を持ちながら道端で途方に暮れましたが、気を取り直して連れて帰ることに。スーパーのビニール袋に入れたら大人しくなりました。
家へ帰ってグッタリしつつ、何年前のか判らないようなハイポ(カルキ抜き)を常温のバケツの水へ投入し、亀を入れました。

けっこう大きいミシシッピアカミミガメです。甲羅の直径約17センチ。頭から尾っぽを加えれば20センチ以上。10リットル入りのバケツが小さく見えますね。甲羅もガッチリしていて、恐らく15年くらいは生きてるんじゃないでしょうか。

旦那は昔からキンシガメとイシガメを飼っていて経験がありますし、私も以前ゼニガメを飼っていました。十センチ強になった時、春に冬眠から覚めて水槽を脱出し、マンションの五階のベランダから落ちたらしく、祖父が散歩中に歩いているのを見かけたそうです。
祖父よ・・・なんでそこで拾って来てくれなかったのかなぁ。

姉のゆずかと大架にメールを送りましたら、二人とも「ゼニー(ゼニガメの名前)戻って来たの?大きくなったねぇ~」と至極のんびりした返事が。日常的に動物が降って来ていた我が家らしいです。
ほとんどお金を出してペットを飼ったことはなかったんですよ。
鳥かご拾ったら階下の方が「インコ拾った」とくれましたし、窓を開けていればベタ慣れの十姉妹が飛び込んでくる。その十姉妹を日光浴に外に出していたら、野良十姉妹が無理やり入ったらしくて数が増えてる(笑)。
マンションの踊り場に着地失敗したハトが倒れてて保護したり、姉が学校と近所の畑で2回インコを拾いましたし、スズメもツバメも保護してました。
クチボソなどは多摩川で釣ってましたし、金魚やドジョウは数知れず。人が飼いきれなくなったペットも良くお迎えしてました。いやぁ、多いですね。

姉が置いていった水槽を洗い、ベアタンク(砂利を入れない)にして亀をいれてやりました。
命名「亀次郎」。愛称は「かめじ」です♪
家にあった干しエビの戻したのとマグロのお刺身をやったら・・・もうすごい食欲!!指なんか簡単に持ってかれそうなので気をつけねば。
今日は昼間30℃近くて暖かかったですから、きっと脱走した先で冬眠して、今日目覚めたんでしょう。う~ん、啓蟄♪

しかし将来が分からなくて、かなり落ち込んでいた時にいきなり亀を拾うとは・・・。周囲は水場も何もない、丘の上の住宅街なんですよ!?
亀はめでたい生き物ですし、今日は入院していた父が無事手術が成功して退院してきた日でもあるので、「この子はうちに福を持って来てくれたのね~♪」とお迎えしました。
鳴かないしアレルギーも起こさないし、以前モルモットをアレルギーで泣く泣く里子に出した今の私には絶好のペットです。

今度お世話グッズを揃えに行きます。
これから夫婦でこの子を可愛がっていこうと思います♪