心やさしいあなたへ✨✨✨✨


「夕焼けこやけ 」

それは、私にとって

息子との思い出の歌  です。




息子は、


小さいときから

よく泣いて怒っていました。



怒られるのが

いやなだけでなく、



大人独特の皮肉にも

敏感で


泣き出す子でした。




そんな敏感さを

感じつつも



感情を押さえきれない  元夫、


泣きわめく息子。




それは、


なぜか夕飯時に

見られる光景でした。



それが、

始まると、

夕飯作りの手を止めて、



息子をおぶって

家の外に出る私。




あかね色に染まりつつある

空を見ながら



「お父さんの言い方、

    いやだったんだね。


    わかるよ。


    そうだよね。


    いやだったんだよね。」





そう言うと


背中で

あばれていた息子の


泣き方が変わるのが

分かりました。





きまって

夕方  6時の有線放送で、


「夕焼けこやけ」が

流れてくる時間でした。



背中の息子を揺らしながら

うたっていました。



放送が終わっても

何度も   何度も



息子が泣き止んで


落ち着くまで



うたっていました。






いつの間にか、


夕焼け空が



あかね色から


紫がかった青に変わって



電灯の灯りが


つき始め、




「家の中に入る?」


うなずく息子に



「カラスといっしょに
      かえりましょう   🎵」




そう歌いながら


家の中に…。




「夕焼けこやけ」は、


そんな思い出の歌です。






そんな出来事を


息子が覚えているかどうかは、



確かめたことは、


ありません。




でも、


そのメロディは、


心に染み付いているはず…。



そう思っています。







あなたの目にうつる世界が



美しい世界で ありますように✨✨✨✨