今朝
鮮明な夢をみて目覚めました。
猫ルームから玄関先を見ると
風ちゃんが雨に濡れていました。
慌てて玄関を開けると
スミちゃんと一緒に飛び込んで
他の子たちが集まって
二人の匂いを嗅いでいました。
外に出た子が帰った時の
いつもの光景なのです。
そして今頃は
風ちゃん親子が庭猫から
家猫生活に戻る頃合いでしょうか。
日中が暖かい日々は
「もう夜は寒いでしょう?
ソロソロお家に入りませんか?」
話しかけても
まだまだと頑張っていました。
寒がりのスミちゃんは入りたそうでも風ちゃんにくっついて居ました。
昨日は夕方風が強く雨も降り出しましたが朝は晴れていました。
夢はとてもリアルでしたが
私は当たり前のように
いつも通り
風とスミを迎え入れました。
おかえりなさい。
そこで目が覚めて
枕元の写真を見て
「居ないんだ。」
でも傍に居てくれてる。
いつでも戻ってきて
暖かい季節には
庭に居て良いんだよ。
風ちゃんは
緑色の瞳でじっと私を見つめて
「庭に出ようと思います。」
と言います。
「気を付けてね。」
玄関を開けると
スミちゃんをお供に庭猫生活が始まりました。
台風などで帰宅しても
まだ暖かいと思うと
庭に出て行きました。
風ちゃんは安心して外に出せました。
1年半
大型商業施設の広い駐車場と
立体駐車場の屋上も利用して
3回の子育てを経験した子です。
そこから連れ去ってきた私は
家の中にはおさまらない風ちゃんには
自由に出入りすることを許しました。
外の危険と家の中の安全を
どの子よりも知っている
風ちゃんは用心深く
私との信頼を裏切らない子でした。
そしてスミちゃんに教え込んでいました。
物心ついた頃からいつも
猫と一緒でした。
たくさんのお別れをして
ご縁を繋いできた日々でしたが
これからも猫暮らしは続きます。
想い出と一緒に
今を生きています。
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