ありがとうございます。
うちの風ちゃんをさらった日
猫バンバンの大切さを痛感します。
六匹の仔猫は寒風吹き抜ける
駐車場の冷たさを避けて
駐車している車のエンジンルームに暖かさを求めたのでしょう?
一日で六匹が消えた訳は?
それしか考えられません。
オッパイが張って寒さで硬くなり
三日間探し続けて痩せた体は
ヨレヨレでした。
空ちゃんと一緒の保護を想い
悩んでいた私が見たのは
車から降りて風ちゃんに気付いたコートの女性が
「汚い! アッチ行け!」
ブーツで風ちゃんを蹴り上げて
冷たいアスファルトに
力なく倒れ込んだ姿
何も考えられずに
思わず風ちゃんの脇を両手で持ち上げて
車を走らせて自宅に連れ帰りました。
✳風ちゃんは用心深く抱かれることは拒んでいましたので
その後も病院へ連れて行く時などは上から脇を挟んで持ち上げてキャリーに入れていました。
その後一ヶ月
空くんを保護するために
通いましたが
姿は見えず翌日
いつもの秘密の場所に置いた
器は空でしたが
一週間しないうちに
食べられず残るようになりました。
この駐車場は猫好き犬好きのお客さんが餌を用意して来る
野良さんたちの嬉しい場所でしたが
三回目の出産後に
新聞やテレビのニュースで
チェーン店の他のお店で
事件があり
このお店でも急に保健所の捕獲箱が何箇所にも置かれて野良犬の捕獲が始まり
「野良犬野良猫に餌を与えないで下さい」の張り紙が目につくようになりました。
風ちゃんがもらった食料を食べていた空くんです。
自分で人前に出て食べることはできない筈です。
だから風ちゃんと一緒の保護を願っていました。
どうぞ生き抜いてくれて
短くても野良の一生を全うしてくれたと願いたいです。
その後訪れる駐車場には
犬も猫も姿を見ません。
三毛猫風ちゃんは
私がさらえなかった空くん
野良のままの風ちゃんのその後の厳しい暮らしを教えてくれます。
そして私の傍から居なくなった
風ちゃんのこれからを
ブログで教えてくれるでしょう。
優しいご家族とリーファちゃんとのこれからを
風ちゃんのもう一つの命の
これからを
ブログで逢える幸せは
不思議なご縁ですね。
本当にありがとうございます。
