●全体の印象
『ゼノブレイド
』に続き任天堂がWiiに送り出した新感覚RPG。
50時間100時間と長時間メインストーリーを楽しめるRPGが存在する一方で
本作はchapter分けされ一つ半時間~一時間ほどの区切りで程よく一休みができる。
サブイベントを除いたメインストーリー全体については30数時間ほどでepilogueを迎えることが出来る。
週末にみっちりとプレイすれば終えることも出来るが
セーブデータに進行中のchapterのあらすじが記載され休日に少しづつ進めるプレイ方法も取りやすい。
下記にゲーム内容の詳細を記述するが独特なシステムについては新要素が使用可能となった時点で
操作方法が絵図とムービーで解説され直感的に一目で分かりやすく説明される。
●ストーリー
ゲームの舞台は大地が荒廃した帝国本土から新たな任務を求め主人公たち傭兵団が辿り着いたルリ島。
本作の物語はこの島内を中心として進んでいく。
ルリの街で発生する揉め事や事件解決するなかで
騎士と傭兵の扱いの違い
人間と亜人種グルグ族との対立
といったファンタジーの王道的展開がメインストーリーでは浮かび上がってくるものの
サブクエにおいてはホラー要素のあるものや大地の荒廃の原因を探るミステリー要素のあるもの
ルリの街の人々の日常生活上のお手伝いをするおつかい的なものなど数多くのストーリーが存在する。
●BGM
植松伸夫作曲担当。
タイトル・のどかな街と荘厳な城の音楽・戦況によって変化する戦闘曲等
どの曲も素晴らしい出来栄えなものの
やはり【翔べるもの】が個人的には印象的でこれがメインBGMというかソングでもいいのでは。
●グラフィック
WiiのCGとしては最高峰。細やかな描写演出であるモーション(表情や動作)また影であったり水の描写等は
単に綺麗なCGというだけでなく実際に体感しているかのような臨場感が強く感じられる。
例を挙げればルリ街での日常や戦闘中での落下物の砂埃によって前方が見え難くなるといったもの。
●システム (リンク先 の公開デモンストレーション映像も参照するとより分かりやすい)
インターフェイスについては
ルリ街内では右上にMAPが縮小表示されルリ街全体MAPとの切り替え表示もできる。
システムから街内の施設や場内の部屋へMAP移動する事が可能で
物語を勧める上でやや広大なルリ街を素早く移動する際に重宝する。
武器防具は様々な形状のものが用意され強化することにより能力が上昇及び特殊効果が付加される。
また防具についてはカラー変更が各部位において可能で着脱も可能。
例えばマフラーの色を変えたり取ったりという事ができる。
バトルについては
左最上段に操作キャラクターパーティーを組んでいるときは下段に表示されている。
魔法キャラクターの詠唱状態やステータス異常等がアイコンで表示され一目で判別可能。
アナログスティックにより移動及びオートで攻撃が可能でもちろん攻撃はマニュアル切り替えも可能。
戦闘開始前に見下ろし画面での戦闘相手側の配置や構成が表示され戦闘開始される。
戦闘が始まると操作キャラクター視点(RTS)で戦闘状況は付近のみしか認識できない状態となる。
とはいえ仲間たちの掛け合いや戦闘相手方からの注視によりお互いの攻撃対象が把握できる。
操作キャラクターがエルザの場合【ギャザリング】という特殊スキルを発動する事で
戦闘相手全員の注視を引き受けることが可能になりその間移動スピードがゆっくりとなる為
仲間たちから遠ざけつつ魔法や攻撃スキル対象となる場所へ牽引していく事が可能となる。
またエルザは【ウィンド】といった風魔法を操ることにより
味方魔法効果の拡散と二次効果発動及び敵魔法の打ち消しを行う事ができるといった
かなり特徴的で有用なスキルを保持している。
戦闘は正面突破するだけでは返り討ち及び苦戦する局面も多く
その際に活躍するのが【HIDEモード】によって隠れて強襲(スマッシュ)で大ダメージ一撃必殺や
【SEEKモード】注視して攻略となるポイントを発見して有利に局面を進めたり
狙撃して釣ったのち各個撃破したり遠くに離れた厄介な相手を倒すことが可能。
マルチプレイも可能でニンテドーWi-Fiコネクション機能を利用して
フレンドコードを登録しあったフレンドモード及びランダムモードによって最大6人参加可能となっている。
選べるキャラクターはエルザ以外にも傭兵仲間や騎士およびグルグ族等も選択できるようになっている。
乱闘 (ポイント加算型対人戦 『スマッシュブラザーズ 』に近い)
レベルや装備による強化はされない・終了1分前にポイント倍増等補正逆転要素有り。
討伐 (大型ボスをパーティ戦で挑む 『モンスターハンター』
ボスのライフや攻撃が強化され手応えの有る戦闘が楽しめる。
報酬として乱闘ではネタ武器討伐では強力な武器が用意されランダムで一つ手に入る。
また成績に準拠した名声ポイントが獲得でき称号Lvが上がっていく。
※4Gamer読者レビューにて記事投稿 させて頂きました。(2011年2月3日付)